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2010年4月17日 最終更新:2011年6月22日 どこかの出版社で邦訳してくれないかなあと個人的に思っている作品のタイトルをただ並べていくコーナー。 (長編・短編とも、現在入手可能なもの、または公式サイト上で読めるものを挙げる) 1.長編 台湾推理作家協会所属の推理作家による2作品を挙げる。(両方未読) (1)『冰鏡莊殺人事件』(氷鏡荘殺人事件) 林斯諺(りん しげん、リン スーイェン) ネット書店 博客來書籍館:『冰鏡莊殺人事件』(2009年9月) 第1回(2009年)島田荘司推理小説賞で最終候補に残った3作のうちの1つ。受賞作『虚擬街頭漂流記』は台湾・中国・日本・タイで刊行されるが、最終候補作は台湾と中国以外での刊行予定はない。 作者の林斯諺は1983年生まれ。作品の講評は、『オール讀物』2009年11月号掲載の島田荘司「いま、アジアのミステリーに何が起きているのか」で読むことができる。 (2)『鎧甲館事件』 冷言(れいげん、レンユエン) ネット書店 博客來書籍館:『鎧甲館事件』(2009年2月) 島崎博推薦作品。作者の冷言は1979年生まれ。 2.中短編 すでに長編の邦訳が出ている寵物先生と、上でも紹介した林斯諺の作品を挙げる(既読)。 (1) 寵物先生(ミスターペッツ) 短編 「名為殺意的觀察報告」 (殺意という名の観察報告) http //www.books.com.tw/exep/prod/booksfile.php?item=0010328692 (絶版) 短編 「犯罪紅線」 http //www.books.com.tw/exep/prod/booksfile.php?item=0010370313 すでに文藝春秋より邦訳『虚擬街頭漂流記』(長編本格ミステリ)が刊行されている作家さん。 1980年生まれ。 2作品とも、台湾の推理作家が推理小説を掲載しているブログ「台灣推理夢工廠」(台湾推理夢工場、http //mysteryfactory.pixnet.net/blog)で読むことができる。 (2) 林斯諺(りんしげん、リンスーイェン) 中編 「淚水狂魔」(涙水狂魔) http //www.books.com.tw/exep/prod/booksfile.php?item=0010413044 女性を誘拐してその涙を集める犯人と、それを追う女性刑事(主人公)・男性刑事(補佐役)のコンビ、という配役で進むストーリーだが、台湾推理作家協会所属の作家ということでただのサスペンスに終わるはずがなく、通常なら不可能に思えるあるトリックを、仕掛けを二重にすることで可能にさせるという本格推理の技巧が冴える作品になっている。 キャラクターもストーリーも非常に良く、勝手に全訳して日本のどこかの出版社に送りつけようかと思ったほどの作品。 関連記事 台湾ミステリ 読書案内 台湾ミステリについて知るための資料リスト このアジアミステリを邦訳してほしい! 中国ミステリ編 韓国ミステリ編 台湾ミステリ紹介 目次へ
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ステフに関する用語集の皮を被った解説集だったり 解説集の皮を被った用語集だったりします。 ステフ万歳の心で編集しましょう。 見出しはあいうえお順に並んでいます。 尼寺 「おまえら土日までに一本ゲーム作るスレ」の製作者。ステフ1.5の製作を応援するため「猫耳様」の派生作品を作っていた。一時期、ステフ1.5再利用スレ(「とにかくゲームをPCで作りたい!」)の住民に総バッシングを受けたが、派生作品製作の意図が分かってからは住民の反応はおおむね友好的となった。その後はステフ33の企画に参加するも、33との意見の相違からケンカ別れ(?)した模様。現在消息不明。 公孫樹 ステフ9が作っているゲームのキャラ。 彩りはじめた季節 元ステフ11が立てた企画。 裏ステフ ステフ11の自称。 絵師 ◆YOME//udaE 初代ステフの一番始めの絵師。 音屋 ◆O0F3zE7JAg 初代ステフの音屋。黙々と仕事をこなす努力家であった。 格103 ステフ9が作った格闘ゲーム。 学年番号41鳩麦ちゃん ステフ41が作った縦スクロールSTG。 河本ありす ステフ18が作ったゲームのキャラクター。お絵かき掲示板でも描かれていた事があった。 河本麻奈 ステフ18が作ったゲームのキャラクター。お絵描き掲示板で頻繁に描かれていた。 こんにゃく コンニャクを愛する少年と人間になったコンニャクとの愛の物語。ステフ24がゲームのアイディアを募った際にステフスレ5の204レス目で提案された。元はVIP企画のアイディアだったらしいが、同スレの247 248でようかんちゃんに変貌を遂げる事になる。 西園寺ぽち ステフ40が作っているゲームの主人公。 さぶろく ステフ1.5の元メンバー。ピド氏に替わりメインプログラマーを務める事になった。 サラ ステフ28が作っているゲーム「FARNESS RPG」のキャラクター。神絵師による萌えイラストがステフスレ4で大評判になった。また線画担当の532の線画も好評だった。 自スレ ステフが再利用しているスレのことを指す。本来は再利用しているステフ以外の人が言う場合「ステフ○の自スレ」というのが適当であるが、「自スレ」と略して言われる場合が多い。 失踪 長い間、ステフ側から生存報告などを含む新しい情報が見られない状態のこと。匿名掲示板上での失踪は復活の見込みが絶望的であるが、ステフは復活する場合が多い。 ジョーイおじさん 「メンバー募集のすれ。」(別称「ステフスレ1」)の86レス目で登場。(仮)◆m8fccCx2ic(ステフ1)に対してステフとして語りかける口調が流行った。重複スレでしかなかった「メンバー募集のすれ。」をステフスレへと変貌を遂げるきっかけを作る事となる。 初代 ステフ1の事。2005年10月26日、廃墟になっていた「メンバー募集のすれ。」(別称「ステフスレ1」)に突如現れ、その後圧倒的なカリスマ性でもってステフクオリティを確立した。猫耳様企画を打ち立て、自スレ(「短いゲームを作る企画」)で進行するも初代の逆切れと名無しのピド騙りでメンバー崩壊。初代のみとなった。それでも吉里吉里の本を読むなど企画を一人で進め、再び新しい絵師をメンバーに迎える事ができた。絵師をメンバーに加えた後、別のスレに移動したらしいが詳細は不明(VIPスレか?)。現在は自企画作業の合間にステフ1.5のシナリオライターとして活動中。本人は元祖ステフであるが、ステフという名称が好きではないらしい。 ステフ1.5 2005年11月21日に登場。初めての企画引き継ぎステフの誕生だった。役柄は絵師で描いた絵は自スレで大好評だった。人望が高くたくさんのステフの協力や応援カキコがあった。 ステフ1.75 初代、ステフ1.5復活のきっかけを生み出した。 ステフ2 本人の役柄はリーダー兼デバッガーであったが、神ライターや神絵師などたくさんの良スタッフをメンバーに迎える事ができた。 ステフ3 役柄は音屋という事で珍しいステフ。258企画への失言が元で258信者の反感をかい、企画頓挫に追い込まれる。密かに気に掛けていた人がたくさんいたようだ。半年間のROM期間を終えスレに顔を出した事もあった。 ステフ4 レス番指定でメンバー募集したFLASH使い。独特の語り口調でスレを盛り上げた。製作ではメンバーに絵師がいるにも関わらずAAの絵を描いて上げてしまったために絵師が脱退。それを受けてステフ4本人が絵を担当するという責任感のある一面を見せた。ステフ6、ピド、ステフ1.5などたくさんのステフ関係者から助言を受けた事もあった。 ステフ5 リアルで色々と苦労したらしい。出てきづらい空気の中メンバーに謝りに来た律儀なステフ。 ステフ5.5 元はステフ5の1メンバーだった。ステフ5の失踪に伴ってステフ5のサイト管理人がステフ5.5に名乗りを上げて、プロジェクトを継続する事になった。 ステフ6 ステフ名で当時土日スレの次スレ(「あなたがたは週末までにゲームを作りましょう。死」)を立てたが、スレ名を勝手に改変したため一部の土日スレ住民から叩かれ、半年間ROMをした。企画を立てる前に問題を起こして、ROMをする事になった珍しいケースであった。そのステフらしい振る舞いから人気はあったようである。ROM期間を終え、解禁日にスレに登場するという意外と律儀な面も見られた。また、一時期ステフ1.5の企画をしていた事もあった。 ステフ7 勢いのある口調と製作進行でゲームを作り上げた。記念すべきゲーム完成第1号。ステフ1.5に手伝いを申し出た事もあった。 ステフ8 颯爽と現れ、あっという間にゲームを完成させていった。 ステフ9 2005年12月24日にステフとして名乗りを上げた。活動期間はステフ史上最長となり、人望もあるようだ。2007年4月23日にスレにて完成報告。長期間の製作を計画的にこなして完成させたことから、スレ住人の評価は高い。 ステフ10 登場初期にスタッフとの意思疎通が上手くいかずに絶妙な笑いをスレに提供した。自分の信じた道を進むステフらしいステフだった。 ステフ11 ステフとしてメンバー募集をするも最終的に別の場所で製作をするためにステフを卒業していった。 ステフ13 ステフスレには初期の頃からいたらしい。ステフとなってからは自らの日記を晒すなどしてスレの活性化に貢献した。ゲーム製作ではメンバーの絵師、プログラマーと和気あいあいとした雰囲気であった。 ステフ14 AAを多用していた。登場した頃はステフ13の影に隠れてしまっていたが、良メンバーの確保に成功した。サイトを削除された経験を持つ。 ステフ15 登場初期は強烈なインパクトがあったステフ13に隠れていた。企画は仕事の都合で凍結、そして消滅した。 ステフ16 メンバー募集のテンプレや自ブログの書き込みから同人サークルの無償外部スタッフ募集疑惑を持たれる。ステフとして活動したいという気持ちはあったようだ。 ステフ17 FLASHでRPGを作っていた。高いプログラミング技術でスレ住人に期待されていた。ステフ39のPGを兼任していた時期もあった。 ステフ18 500k近くにもなる膨大な量のシナリオを書き上げた。絵師にも恵まれ、たくさんの良絵師を獲得した。ステフ関係者外で最も有名なステフ。 ステフ19 Steph @Wikiのお絵描き掲示板の創設者?お絵かき掲示板の基礎を築き上げた。 ステフ20 三国志を題材にしたゲームを作ろうとした。 ステフ20.5 ステフ20の企画を引き継いで歴史RTSを作ろうとした。シューティングを実験的に製作した事もあった。 ステフ21 魅力的な絵を描いた。 ステフ22 本スレでシナリオをアップするなど活動的だった。ステフ1.5のシナリオに参加した事もあった。 ステフ23 スレ住民にプログラミングについて教えてもらいながらゲーム製作をしていた。 ステフ24 カードゲームを作ろうとするもADVに切り替えた。お絵かき掲示板で絵を描いた事もあった。 ステフ25 登場初期はステフを題材にしたゲームを作ろうとしたが、その後しばらくして別の企画に変更した。 ステフ26 携帯でゲームを作っていた。 ステフ27 ファンタジー系のシューティングを作っていた。 ステフ28 VIP出身のステフ。2006年5月5日にステフを名乗る。現在もマイペースに活動しているようだ。 ステフ29 同人サークルスレ出身のステフ。物語の続きを期待されていたが、同人サークルスレの画像を無断盗用した疑いをかけられてスレ住人の一部に批難を浴びる。しかし、ステフ29曰く使用していた画像は素材とステフ29本人の自作画像だったらしい。ステフ29の弁明後は住民にステフ29歓迎ムードが漂っていたが、結局当初欠番を希望していたステフ29の意志を変えさせる事はできなかった。 ステフ30 ステフを題材にしたゲームを作ろうとした。役柄は絵師だった。 ステフ31 ライトエッチなゲームを作ろうとした。 ステフ33 ステフ24のシナリオ書きに立候補しようとしていた事もあった。 ステフ34 ステフ35 ステフ36 軽快なのりで過疎気味だったスレを盛り上げた。ゲーム製作はスレの絵師多数から提供された絵を組み込んで完成させた。ある意味理想的なステフ製作だった。また、ステフ37のメンバーになった事もあった。 ステフ37 自スレに書き込みした数は少なかったが、書き込み内容のステフらしさから今後の展開を期待させるものがあった。ゲーム製作はメンバーとの企画方針のかい離から崩壊。お絵かき掲示板で絵を描いた事もあった。 ステフ38 ステフ39 活力溢れる文章量の書き込みをしていた。ステフ36に絵を提供した事もあった。またステフ37企画に絵の提供を申し出た事もあった。 ステフ40 ステフ27の元PG。登場初期の頃、メンバーとの会話の噛み合わなさでスレを賑わせた。 ステフ41 イメージ絵を描いたり、スレに上げられた絵の保存ページを作るなどスレに話題を提供していた。 ステフ46 ウィットに富んだしゃべりでスレに現れた。 ステフ48 登場初期の頃にスレにだしたシナリオが話題となった。現在もマイペースにステフ活動を続けているようだ。 ステフ51 ステフ52 経営SLGという難しいジャンルのゲームを作ろうとした。スレやWIKIの活性化に貢献した。困っている別企画の支援に向かうという優しい一面を見せた事があった。 ステフ53 独特の絵がスレで度々話題となった。また、ステフらしい振る舞いから人気もあったようである。ステフ41に絵を提供した事もあった。 ステフ54 ステフクオリティでスレを和ませた。メンバー募集の際にアドバイザーを募集した珍しいステフでもあった。 ステフ55 勢いのある口調と製作ペースでCGIゲームを作ろうとした。 ステフ57 神出来の3Dキャラをサンプルとしてだして、当時過疎気味だったスレを盛り上げた。 ステフ58 ステフ59 セヴンス ◆i6R/WgosDQ ステフ7のコテ。正式名「セヴンステフエヴォリューション」。 そこに幸せある限り ステフ18が作ったADVゲーム。2ch外でも話題となり、完成当時、公式ページのアクセス数は1日1000HIT越えした事もあった。 卒業 ステフがコテを捨てて余所で製作する事。 第3のステフ ◆wZrQNqotpo ステフ3のコテ。 着色班 ステフスレ5の85レス目で登場。3レス前に上がったラフ絵を塗った。できあがった絵はスレで好評だった。 疲れたの人 某STG制作スレ出身の絵師。お絵かき掲示板で活動している。小説も書いていたようだ。 ツンデレ学園~きらめく刻の中で~ ステフ13が作っているADVゲーム。 定期報告 ステフがゲーム製作の現状を定期的に報告する事。ステフスレ7でルール化の話しがでた。 どかステ どっかのステフのメンバー。お絵描き掲示板でも活動している。「どっかのステフのメンバー」、また「どっかのステフの元メンバー」の略。 トリップ ◆j3w0rmHLX2 ステフ2のコテ。 鳩麦ちゃん ステフ41が作ったゲームの主人公。ステフスレ6やお絵かき掲示板で描くのが流行った。ポッキーを持つ絵も人気だった。ステフ39?やステフ53も絵を描いた事があったようである。 浜田正太郎 元ステフ5のメンバー。現在、ステフ5の企画を継承したステフ5.5のメンバー。 ひげモード ステフ1.5の猫耳様エンジンに搭載されたモード。ピドが製作。(育成ゲームと言ったら、、、やはり『ひげ』です。この、企画に参加したときからコツコツを作り上げた『ひげモード』がついに、完成。最先端技術と革新的なサービスで未来のエンターテイメントを提供する、最高にパワフルな『ひげモード』いつだって、もっと自分らしく、自分好みに、自分のエンターテイメントを彩ることができる、『ひげモード』家族全員で、安心して『ひげモード』という事らしい) ピド ステフ1、2、1.5、7の元メンバー。ステフ3、5に参加表明。 ファティマ ステフ17の作っているゲームの主人公。 ベジータの人 ステフ10の企画に協力しようとした絵師。はじめに上げた絵がサイヤ人スーツを着た人だったためこのように呼ばれる事になった。ステフ19の絵師に立候補した事もあった。 猫耳様 初代が立ち上げた企画。またその重要キャラ。ステフ1.5、ステフ1.75の引き継ぎ企画も意味する。初代の失言、ゲームの枠、ステフ1.5の絵、ひげモード、尼寺の応援などなど数々のドラマを生み出した。そしていま、初代とステフ1.5のコラボ企画が進行中。 野田沙記 ステフ18が作ったゲームのキャラクター。お絵かき掲示板で描かれた事もあった。 まだー まだーの前に名詞をつけて使われる。主にその名詞に対する期待感を表す。例:「新ステフまだーーー」「ステフ○○まだーーー」などといった使われ方をする。 みかん 柿板の絵師。ステフ18の河本麻奈を担当していた事もあった。 メンバー募集のすれ。 ステフスレ1の事。 メンバー募集のすれ。の1 メンバー募集スレ(当時「☆メンボスレ☆ Part2 美咲とメンボ」)を見つける事ができずに重複でメンバー募集スレを立てた人。初代とは別人。 妄想担当 元ステフ5ならびにステフ5.5のメンバー。プログラマーらしいが、ライターとして活動していた。現在、消息不明。 盲腸 ステフ1.5の元メンバー。コテは妄想長文を略したもの。 喪ステフ ステフ13の事か?またステフスレ3で喪ステフを名無しが名乗る事が一時的に流行った。 ようかんちゃん ようかんマンにリボンを付けたキャラクター。また、ようかんを擬人化したキャラクター。ステフスレ5で大流行した。元は少年とこんにゃくに関する雑談から生まれた。 ヨン様のステフ ステフ4のコテ。 BL学園ゲーム(ポートピアリスペクト) ステフ39が作ったBL系ADVゲーム。 FARNESS RPG ステフ28が作っているゲーム。元はVIPで立てられたスレで発展、消滅した企画らしい。 SIX STF ステフ6のコテ。 Steph No.9 ステフ9のコテ。 Steph No.10 ステフ10のコテ。 Steph The 1.5 ステフ1.5のコテ。 Totuka 元ステフ5のメンバー。現在はステフ5の企画を継承したステフ5.5のメンバー。絵師でありながら、ライターの失踪に伴ってシナリオ担当も兼任した。 YOS お絵かき掲示板で活動している。630。ステフ36に絵を提供した事もあった。 169 ステフ14のプログラマー。RPGのプログラムを組んでいた。 258 ステフ2のライター。公開されたゲームは途中までではあったが、そのシナリオの面白さから多数の信者がうまれた。 385 ステフ27の元メンバー。プログラムとWEBを担当していた。後にステフ40となった。 522 ステフ13の元メンバー。役柄は主にプログラマーでその優秀なスタッフ振りで住民のステフ13企画への期待感を高めた。 532 ステフ28の企画で線画を担当していた。ステフスレ4で線画を複数枚アップしたが、いずれも好評だった。 6 stf ステフ6のコテ。 (仮)◆m8fccCx2ic 初代のコテ。
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関連用語 CO 完ステ おはステ 役職者 潜伏 用語集へ
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ミスティック・ラブ SSR HP 895 オプション 風属性キャラクターが装備時、自身のクリティカル率アップ
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2011年2月3日 2011年8月7日:増補(詳細はページ最下部の「第二章 更新履歴」参照) 『中国ミステリ史 第二章』では、1910年代から1940年代まで(中華民国時代)の中国の探偵小説(偵探小説)/推理小説/ミステリの歴史を紹介している。 目次 第二章 1910年代~1940年代: ホームズ、ルパンからフオサン、ルーピンへ第一節 中国ミステリ草創期: 上海の「青」と「紅(あか)」(1)程小青(てい しょうせい)/名探偵フオサン (2)孫了紅(そん りょうこう)/怪盗紳士ルーピン (3)同時代の中国探偵作家 第二節 中華民国時代の探偵雑誌(1)中国初の探偵雑誌 (2)終戦後の探偵雑誌創刊ブーム 第三節 同時代の日本から見た当時の中国探偵小説界 第四節 邦訳された19世紀末~1940年代の中国探偵小説 参考文献 第二章 更新履歴 第二章 1910年代~1940年代: ホームズ、ルパンからフオサン、ルーピンへ 第一節 中国ミステリ草創期: 上海の「青」と「紅(あか)」 (1)程小青(てい しょうせい)/名探偵フオサン 【主要参考文献:老蔡(ラオツァイ)(2009)「百年華文推理簡史 二、程小青与霍桑(上)」、「二、程小青与霍桑(下)」】 中国で探偵小説の創作及び理論面での基礎を築いた人物は、程小青(てい しょうせい/チョン シャオチン)(1893 - 1976)である。 1893年、上海生まれ(日本では甲賀三郎、イギリスではドロシー・L・セイヤーズ、アントニイ・バークリーが同年生まれ)。12歳の時にコナン・ドイルのホームズものを偶然目にして虜になり、16歳で創作を開始。1914年、上海の新聞『新聞報』(新闻报)の文芸特集ページ「快活林」で行われていた公募に短編「灯光人影(とうこうじんえい)」が入選。この作品の主人公の霍桑(かくそう/フオサン)はシャーロック・ホームズ型の探偵で、ワトソン役は包朗(ほうろう/バオラン)。この作品が読者の好評を得たため、霍桑が探偵を務める物語はシリーズ化され、30年以上にわたって愛される人気シリーズとなった(ほぼ同時期の1917年、日本では岡本綺堂の半七捕物帳シリーズの掲載が始まっている)。 「灯光人影」の入選の前にいち早く彼の才能を見抜き小説創作の指導をしていたのは、小説誌の編集長を務め、西洋作品の翻訳で名高かった医師の惲鉄樵(うん てっしょう/ユン ティエチャオ)(恽铁樵)である。 1919年、霍桑シリーズの「江南燕(こうなんえん)」が当時の人気俳優・鄭君里(てい くんり/ジョン チュンリー)(郑君里)主演で映画化されたことから、このシリーズはさらに知名度と人気を高めた。 1915年、大学付属中学の臨時英語教師になった程小青は、そこでアメリカ人教師と知り合って英語の能力を格段に高め、英語で小説が読めるまでになる。翌年には、程小青ほか数名が翻訳した『ホームズ事件簿全集』(福尔摩斯探案全集、全12巻)が刊行されている。これは中国語の文語に訳したものだったが、1930年には程小青らにより口語訳の『ホームズ大全集』(福尔摩斯大全集)も刊行されている。程小青が翻訳に携わったのはホームズシリーズのみにとどまらず、ヴァン・ダイン、レスリー・チャータリス、エラリー・クイーン(『ギリシャ棺の謎』)、さらには中国人探偵が活躍するアール・デア・ビガーズのチャーリー・チャンシリーズなど、大量の作品を翻訳している。 程小青の探偵小説への貢献は創作および国外ミステリの翻訳にとどまらず、その能力は探偵小説論でも発揮された。また彼はアメリカの大学の「犯罪心理学」、「探偵学」などを通信教育で受講するなどして、当時の最先端の知識を得ていた。 1946年には、程小青の探偵小説74編を収録する『霍桑事件簿全集』(霍桑探案全集袖珍丛刊)全30巻が刊行された。1949年の新中国成立後は旧来の探偵小説を書くことは禁止されてしまったが、1957年からは実際の事件に題材を採った大衆向けスリラー小説を書くようになり、どれも20万部を越える大ヒットとなる。中国で名高い映画「徐秋影案件(じょしゅうえい あんけん)」(1958)は、程小青の小説に基づくものである。(日本では1957年、松本清張が『点と線』の連載を開始し、いわゆる「社会派推理小説」の時代が幕をあける) 晩年の10年間は、中国で知識人が迫害にあった文化大革命の時期に当たり、彼も迫害を受けることになった。かつてともに探偵小説の翻訳などを手掛けた仲間が病死したり、あるいは自殺に追い込まれたりする中で、1975年には妻をもなくし、彼も自身の作品の改訂版全集を出すという夢をかなえられないまま、1976年、北京にて没。享年83歳。 近年中国では、1997年の『霍桑探案集』(全6巻)など何度か作品集が刊行されているが、ほとんど品切れになっているようだ。現在新刊で入手できるのは、10編収録の短編集『血手印(血の手形)』(華夏出版社、2008年)。また、2007年には『近現代偵探小説作家程小青研究』という研究書が刊行されている。 また、2006年にはハワイ大学出版からフオサンものの英訳短編集"Sherlock in Shanghai Stories of Crime And Detection"が出ている(著者名の表記は Cheng Xiaoqing )。翻訳はほかに少なくとも、イタリア語訳"Sherlock a Shangai"(2009年)が刊行されている。 (2)孫了紅(そん りょうこう)/怪盗紳士ルーピン 【主要参考文献:老蔡(ラオツァイ)(2009)「百年華文推理簡史 三、孫了紅和他的“反偵探小説”」】 1920年代から40年代末までの中国探偵小説界を支えたもう1人の人物として、孫了紅(そん りょうこう/スン リャオホン)(孙了红)(1897 - 1958)が挙げられる。 1897年、上海生まれ(程小青の4歳年下/日本では海野十三、木々高太郎が同年生まれ)。彼は紙とペンさえあればどこでも小説を書き始めるような男で、喫茶店で小説を書いては、周りの人に見せて喝采を浴びていた。雑誌に小説などを発表していたが、1923年のある日、『アルセーヌ・ルパン全集』(亚森罗苹案全集、1925年出版)の翻訳に誘われ、そこから探偵小説創作の道へと入る。1923年11月には、ルパン(Lupin)をもじった魯平(ルーピン)(鲁平、Luping)という怪盗紳士探偵が登場する短編「傀儡劇(かいらいげき)」(傀儡剧)を雑誌『偵探世界』に掲載する(日本ではこの年、乱歩がデビュー)。この作品は好評を得てシリーズ化され、怪盗紳士ルーピンはこの後約25年間にわたって活躍することになる。探偵小説の創作以外に、いくつかの探偵小説雑誌の編集長も務めた。また恋愛小説も執筆している。 孫了紅の作品は「反探偵小説」(反侦探小说)と呼ばれている。これを聞くと、日本に少なからずいる「アンチ・ミステリ」ファンは色めき立ってしまうかもしれないが、これは単に彼の作品が当時の一般的な探偵小説と異なり、探偵ではなく怪盗を主人公にしていることからきた名称である。 程小青とは交流があり、探偵小説論を交わし互いに刺激し合った。霍桑(フオサン)が登場する作品を孫了紅が書いたこともあった(「鴉の鳴く声」(鸦鸣声))。当時上海では、二人の名前にそれぞれ「色」が含まれていることから、二人のことを「青紅(あおあか)コンビ」(青红帮)と呼んでいた。ただ、老蔡(ラオツァイ)(2009)によれば、孫了紅の創作の量は程小青ほど多くはなく、また孫了紅の作品は出来不出来の差が大きいという。 1949年の新中国成立後は、旧来の探偵小説雑誌や探偵小説は発行が禁止されてしまったため、劇団の劇の脚本を書いたり、新聞でスリラー小説(驚険小説/惊险小说)を連載したりした。若い頃から病弱であったが病状が悪化し、1958年没。享年61歳。同年に書きあげ新聞連載された反スパイ小説『青島迷霧(チンタオ めいむ)』(青岛迷雾)が最後の作品となった。 現在中国で手に入る孫了紅の単行本は、5編収録の短編集『血紙人(血染めの紙人形)』のみである。 同時代のアジアの動向 インドネシアでは、1926年に程小青の霍桑(フオサン)ものが翻訳されている。1929年には、代表作の1つである「江南燕」が訳された。(柏村彰夫(2010)) 上海でルパンの名をもじった怪盗紳士ルーピン(魯平)が活躍していた頃、朝鮮半島ではルパンシリーズの作者ルブランの名をもじった探偵ユ・ブラン(劉不乱)が活躍していた。探偵ユ・ブランを創造したのは、早稲田大学留学中の1935年に日本の雑誌『ぷろふいる』でデビューし、江戸川乱歩とも親交があった韓国ミステリの始祖・金来成(キム・ネソン、1909-1957)である。探偵ユ・ブランは『ぷろふいる』1935年12月号に掲載された「探偵小説家の殺人」で劉不乱(りゅう ふらん)として初登場。金来成は1936年に朝鮮半島に戻り、以降はユ・ブランが活躍する探偵譚や乱歩風の変格短編を朝鮮語で執筆していた。(金来成についての詳細は、「韓国ミステリ史 特別編 - 金来成(キム・ネソン)(1909-1957)」) (3)同時代の中国探偵作家 【主要参考文献:老蔡(ラオツァイ)(2009)「百年華文推理簡史 四、民国時期的其他原創作品(上)」、「四、民国時期的其他原創作品(下)」】 程小青、孫了紅と同時期に中国で活躍した探偵作家に以下のような人たちがいる。 陸澹安(りく たんあん/ルー ダンアン/陆澹安)(1894 - 1980)程小青のフオサンシリーズ、孫了紅のルーピンシリーズとともに「中華民国時代の三大探偵小説シリーズ」と呼ばれる李飛(リーフェイ)シリーズの作者。当時の探偵小説作家の中で唯一、法律の専門教育を受けた人物だった。1923年に創刊された中国初のミステリ雑誌『偵探世界』では、程小青らとともに編集を担当。作品数があまり多くないため、後世に与えた影響は程小青や孫了紅ほど大きくはない。 兪天憤(ゆ てんふん/ユー ティエンフェン/俞天愤)(1881 - 1937) 張碧梧(ちょう へきご/ジャン ビーウー/张碧梧)(1897 - 没年不明) 趙苕狂(ちょう ちょうきょう/ジャオ ティアオクアン/赵苕狂)(1892 - 没年不明) 中国では2002年に、20世紀に発表された中国ミステリの傑作短編を集めたアンソロジー『20世紀中国偵探小説精選』(全4巻)が刊行されている。この時期を対象とする第1巻の収録作品は以下のとおりである。 『20世纪中国侦探小说精选(1920-1949) 少女的恶魔』(少女的悪魔)程小青「案中案」 程小青「白紗巾」(白纱巾) 孫了紅「藍色響尾蛇」(蓝色响尾蛇) 陸澹安「夜半鍾声」(夜半钟声) 兪天憤「白巾禍」(白巾祸) 張碧梧「箱中女屍」(箱中女尸) 趙苕狂「少女的悪魔」(少女的恶魔) 何朴斎(か ぼくさい/ホー ピャオジャイ/何朴斋)「鸚鵡緑」(鹦鹉绿) 徐卓呆(じょ たくがい/シュー ジュオダイ)「臨時強盗」(临时强盗) 同時代のアジアの動向 タイでは1912年にホームズが初めて翻訳されたのに続いて、モーリス・ルブランのルパンものや、エミール・ガボリオ、ガストン・ルルーの探偵小説などが多数翻訳・翻案され、圧倒的な人気を博した。創作では、前述のラーマ6世『トーンイン物語』に続いて、ホームズものの翻訳者だったルアン・サーラーヌプラパンによる『黒い絹と悪霊の顔』(1922)、シーラット・サパーポンワット『それから永久に』などが発表された。1930年代に入るとこのジャンルはやや下火になったが、パイサーン・サーンブット『私の王女』(1937)、アルンプラサート『邪悪な巣窟』(1938)、タンマティアンの〈探偵チューチュープシリーズ〉(1938~)、ディンソー『探偵チェム博士』(1941)などが書かれた。(宇戸清治(2009)) 第二節 中華民国時代の探偵雑誌 【主要参考文献:老蔡(ラオツァイ)(2009)「百年華文推理簡史 五、民国時期的偵探雑誌(上)」、「五、民国時期的偵探雑誌(下)」】 【2011年8月7日加筆】 (1)中国初の探偵雑誌 少し時間をさかのぼって話を始めるが、1923年というのは日本のミステリ史においても、そして中国のミステリ史においてもエポックメイキングな年であった。この年、日本の雑誌『新青年』は4月号を初の「創作探偵小説号」とし、翻訳ではなく日本のオリジナルの探偵小説を特集するという新たな試みに出る。そしてこの号に掲載された「二銭銅貨」で華々しくデビューしたのが、江戸川乱歩である。この号では乱歩の作品を含め4編の創作短編が掲載されたが、その中には上海を舞台にした松本泰の短編「詐欺師」もあった。 日本人がイマジネーションの中の魔都・上海を描き出していたとき、現実の上海でも、今まさに中国ミステリ史における重大事件が起ころうとしていた。1923年6月、中国初の探偵小説雑誌『偵探世界』(世界書局)の創刊である。中国の作家によるオリジナル作品を重視し、中華民国時代の探偵小説界の三大巨頭、程小青(てい しょうせい)・孫了紅(そん りょうこう)・陸澹安(りく たんあん)の作品を多く掲載したほか、探偵作家以外の小説家にも積極的に声をかけ、探偵小説を依頼した。ただし、この雑誌自体は探偵小説専門というわけでなく、探偵小説が一番多いとはいえ、ほかに武侠小説や冒険小説も掲載していた。小説以外に、程小青による「科学と探偵術」、「探偵小説作法の管見」等のコラムも掲載された。程小青の名前は編集委員としてもクレジットされていたが、実際には程小青は編集に参加していないと言われている。彼の名前がクレジットされているのは、当時すでに探偵作家として名声を博していた彼の名前を借りて売り上げにつなげようと出版社が考えたからである。月2回刊という刊行ペースに創作小説の供給が追い付かなくなり、次第に作品の質が低下したことで読者離れを招き、全24冊、1年という短命に終わったが、この雑誌が後の中国ミステリ界に与えた影響は大きかった。 その後の中国の探偵小説雑誌としては、1938年9月創刊の中国第二の探偵小説雑誌『偵探』があった。当初は月刊、のちに月2回刊となったこの雑誌は、バックナンバーが散逸しており研究はまだ進んでいないとのことだが、1941年刊行の第54号の存在が確認されており、現在知られている中華民国時代の探偵雑誌では、最も刊行号数が多いものである。 なお、日本初の探偵雑誌は、1916年から3年ほど刊行された『探偵雑誌』(実業之世界社)というタイトルの探偵雑誌だとされている。 (2)終戦後の探偵雑誌創刊ブーム 終戦後、日本では1946年3月創刊の『ロック』を皮切りに、探偵雑誌が多数創刊された。1946年には『ロック』に続いて、『宝石』(3月)、『トップ』(5月)、『ぷろふいる』(後に『仮面』)(7月)、『探偵よみもの』(11月)が、1947年には『黒猫』(4月)、『新探偵小説』(4月)、『真珠』(4月)、『妖奇』(後に『トリック』)(7月)、『Gメン』(後に『X』)(10月)、『フーダニット』(11月)が創刊されている。もっとも、これらの雑誌はほとんどが2~3年ほどで廃刊になっており、1940年代に創刊された雑誌で1950年代になってまだ刊行が続いていたのは、『Gメン』(『X』)(~1950年)、『探偵よみもの』(~1950年)、『妖奇』(~1953年)、そして『宝石』(~1964年)だけである。 中国でも戦後になると探偵雑誌の創刊ブームが訪れる。中国で戦後最も早く創刊された探偵雑誌は、程小青が編集長を務めた『新偵探』だが、この創刊は日本の『ロック』創刊よりも早い1946年1月のことだった。続いて同年のうちに、『大偵探(だいていたん)』(4月)、『藍皮書(らんひしょ)』(7月)が創刊されている。 『新偵探』は月2回刊。編集長の程小青は、創刊号から毎号のように霍桑シリーズを掲載し、またレスリー・チャータリスのセイントシリーズを翻訳するなど、自ら健筆をふるった。雑誌は創作が大部分を占めたが、翻訳ではほかに、エラリー・クイーンの短編「アフリカ旅商人の冒険」なども掲載された。創作作品の不足のため次第にページ数が少なくなり、約半年、全17号を刊行して廃刊となった。 『大偵探』は、孫了紅が初代編集長を務めた月刊の探偵雑誌。『新偵探』とは異なり、こちらは翻訳作品を主軸としており、欧米黄金時代のアガサ・クリスティ、エラリー・クイーン、ジョン・ディクスン・カーの作品や、ジャック・フットレルの作品などを翻訳掲載した。また、犯罪実話も人気を博した。『新偵探』が休刊になると創作も載せるようになり、次第に創作の割合の方が多くなっていった。孫了紅もルーピンシリーズの「藍色響尾蛇」(蓝色响尾蛇、別名「1947年の怪盗ルーピン」(一九四七年的侠盗鲁平))を連載している。 『藍皮書』は不定期刊。探偵小説のほか、ホラー小説、武侠小説も掲載された。創刊号には、当時『大偵探』の編集長だった孫了紅も小説を寄せており、孫了紅はのちには『藍皮書』の編集長にもなっている。孫了紅は、金庸などに影響を与えた当時一番人気の武侠作家、還珠楼主に執筆を依頼し、これにより『藍皮書』の売り上げは大幅に上がった。さらに程小青のフオサンシリーズの連載や、孫了紅のルーピンシリーズの掲載もあり、『藍皮書』当時の一番人気の探偵雑誌となった。 1949年1月には、探偵小説雑誌『紅皮書』が創刊された。この雑誌にも孫了紅のルーピンシリーズが掲載され、またたく間に『藍皮書』と並ぶ人気雑誌となった。そして、中国の探偵小説界はこのままの形で発展していくかに思われたが、1949年、新中国=中華人民共和国の成立により、状況は一変する。(以降、第三章) 第三節 同時代の日本から見た当時の中国探偵小説界 【2011年8月4日新設】 日本の雑誌『新青年』は、1930年代に中国の探偵小説を4編訳載している。この4編は、江戸川乱歩編「翻訳短篇探偵小説目録」(『探偵小説年鑑 1951年版』岩谷書店、1951年 巻末)に記載されていない。 (タイトルに付した振り仮名は、実際に『新青年』で振られているもの) 掲載号 ページ タイトル 作者 翻訳者 1930年夏季増刊号(11巻11号) pp.100-113 「白玉環」(はくぎょくくゎん) 武進呂侠 記載なし 1931年新春増刊号(12巻3号) pp.278-290 「無名飛盗」(ウー ミン フェイ タオ) 張慶霖 記載なし 1933年夏季増刊号(14巻10号) pp.125-138 「賭場母女」(トゥ チャン ムー ヌー) 幸福斎 呂久餘七 1935年夏期増刊号(16巻10号) pp.161-169 「絶命血書」(チュエ ミン シェー シュ) 呂侠 阿羅本洋 どれも初出情報や作家の経歴等の親切な情報は付されていないが、調べてみると、このうち呂侠(ろきょう/リューシア)の2作品は、1907年に刊行された呂侠『中国女偵探』(商務印書館)に所収のものであることが分かった。1907年というのは、中国で次々とホームズ物やその他の欧米探偵小説が翻訳され、また中国の作家が見よう見まねでオリジナルの作品を発表しはじめていた時期である。この本には、原題で示すと「血帕」、「白玉環」、「枯井石」の3短編が収録されているが、このうち1作目と2作目が『新青年』に訳載されている(2作目の「白玉環」の方が『新青年』では先に掲載されている)。なおこの『中国女偵探』は、「こちら(中国のサイト)」で全ページを画像ファイルで見ることができる。作者の呂侠は、中国の史学家の呂思勉(ろ しべん、1884-1957、中国語版Wikipedia)と同一人物だという説があるようだ。 張慶霖(ちょう けいりん/ジャン チンリン)と幸福斎(こうふくさい)は、1923年に創刊された中国初の探偵小説雑誌『偵探世界』などに作品を発表していた作家のようだが、『新青年』に掲載された作品の原典は分からない。この4作品については、のちに別ページでまとめる予定である(※現在未公開「アジア推理小説翻訳史 中国編(1) 『新青年』掲載の忘れられた四短編」)。 上で示したように、早くも1930年代には中国の探偵小説が日本で翻訳されていたわけだが、これらの短編は発表年も作者のプロフィールも付されず、ただ翻訳されて掲載されただけだったので、これでは中国の探偵小説界について知りようもなかった。中国の探偵小説界についてある程度まとまった情報が入ってくるのは、戦後になってからである。 戦後、江戸川乱歩を中心に探偵作家が集まって、土曜会という探偵小説を語る会が毎月1回開かれるようになった。1946年6月に始まったこの土曜会では、1947年から1950年の間に計3回、中国の探偵小説についての講演会や座談会が行われている。 (1)東震太郎 講演「中国の探偵小説界」(第13回土曜会、1947年6月21日) 1947年6月21日、すなわち探偵作家クラブ(現・日本推理作家協会)創設の日に開かれた第13回土曜会では、探偵作家クラブ会員で作家の東(あずま)震太郎氏が「中国の探偵小説界」と題する講演を行っている。最初に日本のミステリ界で中国の探偵小説について詳しく紹介したのは、おそらくこの東震太郎氏だと思われる。 東震太郎 講演「中国の探偵小説界」要旨 (「第13回土曜会記録」『探偵作家クラブ会報』第2号(1947年7月))「ビガース(米)の伸査礼(チャーリーチャン)探偵は、人物が温厚謙遜なので好まれている。」 「ルパン、ドイルは夙に翻訳され、わが乱歩の「D坂の殺人事件」「二銭銅貨」「白髪鬼」「蜘蛛男」等も訳されている。」 「創作は至って少く、張恨水、耽小適等の作品も、人情本又は之に類するものであり、曹禹も実録物を書いている。」 「種本は、康煕年間に多い公案物(裁判物)が主で、中にも「龍図公案」(包公案)はその模倣が多い。この本は例の「棠陰比事」と同じくわが「本朝桜陰比事」の淵叢で大岡政談的な物語が六十三種も収録されている。又、謎々的な一種の暗号めいた「柏案驚奇」と云った本も好まれている。」 上記の第13回土曜会記録が掲載された号には、東震太郎氏のエッセイ「中国の探偵小説」も掲載されている。東氏はそこで、中国の探偵小説を3つに分類している。(判読不明の文字は■で示す) 中国の探偵小説(1)実録もの(耽小適(人情本作家)曹禹(劇作家)その他) (2)公案もの ― 棠陰比事(明末■■) ― 龍図公案(一名包公案)(清■) ― その亜流 (3)翻訳もの ― ルパン物、ドイル物、乱歩もの(二銭銅貨、D坂の殺人事件、白髪鬼、蜘蛛男等) アメリカの推理作家アール・デア・ビガーズが創造したチャーリー・チャンは、ホノルル警察の警部で中国系アメリカ人という設定。このころには少なくとも、程小青訳のものが刊行されていた。現在ではチャーリー・チャンの中国語表記は陳査理(チェン・チャーリー/陈查理)が普通だが、このころは伸査礼(シェン・チャーリー)と書いていたんだろうか。 中国のオリジナル作品の現状や発展については、東氏はかなり悲観的な見方をしている。東氏は戦前はジャーナリストとして大陸におり、終戦前後には上海にいたそうだが、残念ながら程小青や孫了紅の活躍や、終戦後の探偵雑誌の隆盛については、東氏の耳には入らなかったようである。東氏が挙げている中国の三人の作家は、推理小説関連の文献では名前を見掛けたことがない。今ほど情報が手に入りやすい時代ではないので仕方がないが、中国における創作探偵小説の実情の紹介としては、やや的外れのものだったと言わざるを得ないだろう。(ここで名前が出ている張恨水、耽小適(耿小適?)、曹禹については、のちに別ページでまとめるかもしれない) (2)柴田天馬 講演「中国文学に現れた犯罪、探偵」(第18回土曜会、1947年11月22日) 東震太郎氏の講演から5か月後には、『聊斎志異(りょうさいしい)』の完訳者である中国文学者の柴田天馬が土曜会に招かれている。この回では主に中国の古典文学作品に現れる侠盗についての話がなされたようで、19世紀末以降の中国探偵小説の話題は出なかったようである。(『探偵作家クラブ会報』第7号(1947年12月)) (3)江戸川乱歩、ロバート・ファン・ヒューリック、辛島驍、魚返善雄ほか 座談会「中国の探偵小説を語る」(第47回土曜会、1950年5月27日) この前年に『狄公案(てきこうあん)』の英訳を出したロバート・ファン・ヒューリックと、中国文学者の辛島驍(からしま たけし)、同じく中国文学者の魚返善雄(おがえり よしお)を招いて座談会が行われた。その模様は、『宝石』1950年9月号に座談会「中国の探偵小説を語る」として掲載されている。ここで辛島氏は、中国の探偵小説史を第一期から第七期に分類して説明しているが、ここで「第七期」とされているのが19世紀末から20世紀初頭のホームズなどの西洋文学の翻訳時期のことであり、その後の程小青や孫了紅の登場についてはこの座談会では触れられていない。 結局、この時期には中国の創作探偵小説の実情について、正しい情報は伝わらなかったようである。 乱歩は中国以外にも、インドや韓国などアジア各地の推理小説に興味を持ち、情報を集めていた。しかし、1965年に乱歩が死去して以降は、アジアの推理小説に目を向ける人はおらず、日本のミステリ界において「アジア」の存在は忘れられたものとなった。日本のミステリ界においてアジアが「再発見」されるのは、21世紀になり、島田荘司がアジア各地の本格ミステリに目を向け始めてからのことである。 第四節 邦訳された19世紀末~1940年代の中国探偵小説 【2011年8月4日訂正】 清末から中華民国時代の中国探偵小説で、一般流通の書籍・雑誌等で翻訳された作品は、第五節で紹介した『新青年』掲載の4編以外には見当たらない。 2004年の第4回本格ミステリ大賞で評論・研究部門の候補になった井波律子『中国ミステリー探訪 ― 千年の事件簿から』(日本放送出版協会、2003年)は、中国ミステリの歴史を4世紀にまでさかのぼり、そこからの歴史を丁寧にかつ読みやすく紹介した好著である。基本的に19世紀以前の作品を紹介しているが、最後の方で程小青と孫了紅にも言及があり、フオサンシリーズの中編「舞宮魔影(ぶきゅうまえい)」と、ルーピンシリーズの「血染めの紙人形」(血紙人、1942)のあらすじが詳しく紹介されている。 ネット上では、この時期の上海の探偵小説については、ブログ「中国推理小説研究会」の上原草さんが、作品のあらすじを詳細に示しながら丁寧な紹介をしていらっしゃいます。程小青のフオサンシリーズや孫了紅のルーピンシリーズのほかに、趙苕狂(ちょう ちょうきょう)の失敗探偵シリーズなどにも言及があります。 また、Webサイト「翻訳書肆・七里のブーツ」では、フオサンシリーズの「別荘の怪事件」(別墅之怪)が全訳されて公開されています。(程小青のフオサンシリーズの英訳が出ていることは、このサイトで知りました) 参考文献 中国ミステリ史 参考文献 (新しいウィンドウで開きます) 第二章 更新履歴 2011年2月3日:公開 2011年8月4日~7日「第三節 同時代の日本から見た当時の中国探偵小説界」を新設。 中華民国時代の探偵雑誌についての記述を第三章から第二章に移動して「第二節 中華民国時代の探偵雑誌」とし、大幅に加筆。 『中国ミステリ史 第一章』(19世紀末~1910年代) 『中国ミステリ史 第二章』(1910年代~1940年代) ←今見ているページ 『中国ミステリ史 第三章』(1940年代末~1970年代) 『中国ミステリ史 第四章』(1970年代末~1990年代) 『中国ミステリ史 第五章』(1990年代末~21世紀初頭) 『中国ミステリ史 第六章』(現代)
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新武将設定条件 評価 行軍 攻撃 防御 計略 補助 内政 収入 災害 関係 その他 コメント 新武将設定条件 分類 設定条件 ノーマル特技 最初から新武将に使用可能 レア特技 本編クリア(どれか1つのシナリオをクリア)で使用可能 最上級特技 最速(10年以内)クリア(CS)・イベントスチル回収数30以上(PC)で使用可能 CSPKなら最初からノーマル~最上級特技全て設定可能 評価 評価記号 評価内容 ☆ 非常に強力。第一線で活躍してもらいたい。 ◎ 主戦力に見込める。所持武将は是非迎え入れたい。 ◯ まずまず使用できる。所持させておきたい。 △ 場合によっては使える。が、それほど重要ではない。 × 使える場面がとても少ない。他の特技に変えたほうが良い。 行軍 [部分編集] 特技名 説明・備考 保有武将 評価 飛将 陸上でZOC無視。武力の低い敵部隊への戦法成功時クリティカル 呂布 ☆ 「槍将」+「戟将」+「弓将」+「騎将」+「遁走」の効果。クリティカル効果は建設物へは適用されない。自部隊が水軍・兵器でも適用されないが、輸送部隊の時は「遁走」の効果だけ適用される。 遁走 陸上でZOC無視 劉備 ◎ 「闘神」「神将」とのコンボで擬似「飛将」。敵の大軍の中をスルスル移動して、火罠設置の自爆テロや戟兵による複数部隊攻撃が有効。自部隊が水軍・兵器では適用されないが、輸送部隊では適用される。 強行 兵器・輸送部隊を除く陸上部隊の移動力+5 鄧艾、韓信、秦良玉、戴宗 ◯ 敵の撹乱や戦法の有利な位置取り、陣や軍楽台を建設するのにも便利。ただし単独で突出すると袋にされやすく、さらにZOCを無視できないため敵施設があると結局足止めされる。「遁走」「飛将」などとのコンボでは威力を発揮する。 長駆 騎兵部隊の移動力+3 夏侯覇、韓遂、徐栄、張燕、馬休 △ 本道のみを行軍する際は移動距離はUPしないので注意。(技巧『精鋭騎兵』研究後はUP)「騎神」「疾走」とのコンボが基本。 推進 水上でZOC無視 周旨、周倉、孫韶、董襲、留賛、阮小二、阮小五、阮小七 × 水上戦の機会は地理上どうしても乏しくなる。また水上は広く、ZOC効果のある建設物も建設できないので恩恵はあまり無い。 操舵 水上で移動力+4。輸送部隊も含む(PC・CS版双方PK) 蔡瑁、朱拠、呂拠、呂岱、魯淑 ◯ 「運搬」と効果が重複するので(PC・CS版双方PKで確認)、水上間を経由する輸送では「運搬」とコンボで時間をかなり短縮できる。 踏破 桟道通行の被害なし。落石・火罠の被害軽減。所属都市への火罠被害も軽減 王頎、牽弘、張嶷、陳式、馬忠(蜀)、解珍、解宝(CS) △ 技巧「難所行軍」と同じ効果を持つ。ゲーム中の説明にはないが火罠の被害も半減する(PK)。また、都市に所持武将が所属するだけで都市への火罠のダメージを軽減できる。「藤甲」の火罠対策としては「火神」よりもこちらの方が有効な時も。 運搬 輸送部隊の陸上・水上移動力+5 高翔、孫皎、董昭、杜畿、李豊(蜀) ◎ 前線への物資補給時に効果を発揮する。味方部隊への補給・鎮静、釣り役など、様々な場面で輸送部隊の移動力UPは重宝する。能力研究で習得させればザコ武将でも運送屋として活躍できる。 解毒 毒泉の被害を防ぐ 朶思大王、呂凱 × 雲南・建寧の戦闘で重要。制圧後も輸送日数の短縮になる。水軍系特技以上に効果を発揮する場面が少ないのが残念。 攻撃 [部分編集] 特技名 説明・備考 保有武将 評価 掃討 攻撃した部隊の気力減少(-5) 祝融、張苞、凌操、凌統 × 減少量が少なく、有利をほとんど実感できない。水上に限ればそれなりに有効。地味に効く。 威風 攻撃した部隊の気力減少(-20) 甘寧、顔良、張遼、英布、史進 △ 乱射、霹靂付き投石はその攻撃すべてに適用される。だが大抵は気力が0になる前に敵兵が全滅してしまうため、有効に使うためには複数部隊の投入または「連戦」との併用で手数を増やしたい。「掃討」持ちと組ませても「威風」が優先されて「掃討」の効果は反映されない。大兵力の兵器部隊を無力化したい時は中々有用。特に敵が固い超級では通常以上の効果を発揮する。対人戦では戦法や計略を効果的に使ってくるため気力削りの効果が増す。 昂揚 敵部隊を倒すと気力回復(+10) 賀斉、関興、吾粲、張郃、張氏、杜預、高長恭、扈三娘 △ 回復量が少なく、効果は薄め。「捕縛」「精妙」「強奪」などと組ませてトドメ専門部隊を作るといいかも。撃破した部隊数だけ回復する、戟兵・弩兵・霹靂付き投石器戦法でまとめて撃破すると大幅に回復するので気力が減ったこれらの部隊では結構有効。乱射・突出し等で味方部隊を倒しても回復する。 連戦 通常攻撃が50%の確率で二回攻撃 魏延、牛金、曹洪、傅彤、鮑三娘 ◯ 「駆逐」「白馬」「神将」などの通常攻撃系特技とのコンボが秀逸。通常攻撃は反撃被害が大きいので、「急襲」とも相性がいい。効果は伏兵や一斉攻撃にも適用される。ただし後者はコマンドを実行した部隊が「連戦」所持の場合のみ発動。伏兵で効果発動時は反撃被害を受ける。 急襲 陸上攻撃時50%の確率で被害を受けない 夏侯淵、曹叡、張球、丁奉、文鴦、彭越、索超 △ 受けないのは反撃の被害。戦法は反撃被害が少なめなので恩恵はあまり無い。通常攻撃系特技、とくに「連戦」とのコンボで威力を発揮する。また、応射の被害も50%の確率で防ぐ(PCPK)。超級においては敵の反撃ダメージもバカにならないので、相対的に有用性が増す。 強襲 水上攻撃時50%の確率で被害を受けない 全琮、駱統、張横 × 「急襲」の水上版。水上戦は間接攻撃が主体なので、出番は少ない。 乱戦 森で攻撃時クリティカル 王悦、孟獲、劉辟、冷苞、解宝(PC)、田虎 ◯ 自部隊が森にいる時、敵部隊に対する通常攻撃及び戦法が全てクリティカル。攻撃側の兵科にかかわらず、相手が部隊なら適用されるため森から兵器部隊で敵部隊を攻撃してもクリティカルになる、また相手部隊がいる地形は関係ないので注意。(極端な例として森から「射程」+霹靂付き投石器で水上の部隊を攻撃してもクリティカルになる)ただしクリティカル効果は建設物へは適用されない。地形限定の「覇王」と考えれば非常に優秀といえるが、森の近くでは自軍の運動も制限されることを忘れずに。槍兵で螺旋突/乱突による混乱を狙うのが一般的だが、弩兵でもかなり有効。 攻城 拠点、施設、建設物攻撃時クリティカル 楽進、高順、胡奮 ◎ 城や関を含む建設物に対する通常攻撃及び戦法が全てクリティカル。「工神」と違い、自部隊が弩兵や水軍の場合にも適用される。 掎角 一斉攻撃時、50%の確率で混乱させる 陳宮、程昱 △ 一斉攻撃時には他の参加部隊の「捕縛」「威風」等の効果も発動する。非能力依存かつほぼ全ての兵科で活用可能な点が最大の魅力といえよう。ただし肝心の一斉攻撃の使い勝手があまり良くないのが難点である。 捕縛 敵部隊撃破時、特技「強運」や名馬の無い武将を必ず捕縛 衛瓘、馬忠(呉)、潘璋、龐娥、雷横、楊雄(CS) ☆ 拠点陥落時に発動すると、未出撃の所属全武将を捕縛できる。PKならば符節台とコンボで大量登用可に。ただしPKでは兵科問わず、敵拠点に隣接した状態で落城させないと効果が適用されない。井蘭、投石などの部隊に所持武将を編入させた時に注意。ちなみに捕縛防止系の特技などの所有者に対しては、そちらの効果が優先されて捕縛効果が発揮されない。。つまり「血路」持ちが所属する部隊、あるいは「強運」や名馬の所有者などは捕縛できない(CSPK)。 精妙 敵部隊撃破時、獲得技巧ポイント二倍 徐庶、曹真、陳泰、羊祜、陸抗、王慶 △ 部隊能力自体が向上するわけではないので、他に比べると後回しになりがちか。 強奪 敵部隊撃破時、アイテムを奪うことがある 胡車児、笮融、眭固、張闓、劉唐 × 相手部隊がアイテムを持っている確率自体が低いため、効果が発揮される確率はかなり低い。名馬持ちで何度でも襲来する五月蠅い相手を黙らせる時には有用。ただし、100%奪取ではないため複数回撃破する必要があるだろう。 心攻 敵攻撃時、兵士の一部を吸収 陳表、呂蒙、楽毅、晁蓋 ◯ 吸収量は相手側被害の15%。兵糧は奪えないので注意。直接攻撃でしか発動せず、間接攻撃では吸収出来ない。防御に秀で、複数の部隊を狙える戟兵部隊での運用が基本。他には攻撃力の高い騎兵で「連戦」+「神将」or「駆逐」のコンボなどが有効。 駆逐 自分より武力の低い部隊への通常攻撃がクリティカル 孫堅、王翦、楊志(PC) △ 「連戦」「掎角」とのコンボが有効。所有武将の関係上、出番は少なめだが。 射程 井欄、投石の射程が一マス延びる 歩隲、李典、劉曄 ◎ 範囲+1だけでかなり強力。「攻城」「工神」「昂揚」「楽奏」とのコンボも◎港関戦では攻守共に威力を発揮。闘艦の投石には効果を発揮しないので注意。 白馬 技巧「騎射」を未研究でも騎射が可能、騎射がクリティカル 公孫越、公孫瓚、公孫続、公孫範、龐徳、陳慶之、張清(CS)、瓊英(CS) ◯ 騎射研究前は非常に嬉しい特技。騎射は通常攻撃なので、戦法発動時に効果が発揮される「騎神」「疾走」とは組ませないほうが良い。「連戦」と組ませると、気力消費無し+反撃被害なし+高威力で戦法が必要無いほど優秀。 補佐 人間関係がなくても約30%の確率で支援攻撃発生(嫌い除く) 関平、呉懿、趙累、満寵、鮑信、鮑叔牙、石秀 ☆ 所持武将が主将でないと発動しない点に厳重な注意を要するが支援攻撃自体はとても優秀。発動機会を少しでも増やすため、部隊は弩兵か騎射付きの騎兵にしたい(攻城兵器不可)。「補佐」部隊は計略部隊の行動後に敵群のド真ん中に置くと支援攻撃が発生しやすい。「白馬」「射手」「強行」「遁走」などと組むと良い。 槍将 自分より武力の低い敵部隊への槍兵戦法成功時クリティカル 王基、朱桓、鄧忠、李通、劉封 ◎ 武力に左右されるため、無力化されることも。螺旋突(乱突)がクリティカルになれば相手を必ず混乱させるので、槍兵が一気に使いやすくなる。 戟将 自分より武力の低い敵部隊への戟兵戦法成功時クリティカル 鄂煥、花鬘、沈瑩、陳武、李厳 ◯ 武力に左右されるため、無力化されることも。「強行」「心攻」「遁走」とのコンボが有効。複数部隊にクリティカル効果があるので大きな損害を与えられる。戟兵は消費気力がかなり多いので「昂揚」「詩想」「楽奏」なども有効。 弓将 自分より武力の低い敵部隊への弩兵戦法成功時クリティカル 麹義、厳顔、蒋欽、孫尚香、張任、瓊英(PC) ◎ 武力に左右されるため、無力化されることも。「射手」「火神」とのコンボが有効。弩兵は消費気力が非常に多いので「昂揚」「詩想」「楽奏」なども有効。 騎将 自分より武力の低い敵部隊への騎兵戦法成功時クリティカル 夏侯惇、張繍、馬雲騄、文醜 ◯ 武力に左右されるため、無力化されることも。「疾走」「猛者」とのコンボが有効。騎兵戦法の成功率は行動前に居た地点の高度での判定になるので「遁走」「強行」「長駆」なども有効。 水将 自分より武力の低い敵部隊への水上戦法成功時クリティカル 王渾、韓当、朱然、孫翊、張承 △ 武力に左右されるため、無力化されることも。「推進」「操舵」「火神」とのコンボが有効。水上戦の機会は少ないが、火矢が確実に着火する効果は大きい。 勇将 自分より武力の低い敵部隊への全戦法成功時クリティカル 孫策、関勝 ☆ 「槍将」+「戟将」+「弓将」+「騎将」+「水将」+「工将(?)」の効果。クリティカル効果は建設物へは適用されない。しかし水軍戦法や兵器戦法でも部隊相手ならクリティカルが適用されるのでその点で唯一「神将」「飛将」よりも勝っている。 神将 自分より武力の低い敵部隊への通常攻撃と全戦法成功時クリティカル 関羽、史文恭 ☆ 「槍将」+「戟将」+「弓将」+「騎将」+「駆逐」の効果。クリティカル効果は建設物へは適用されない。また武力の低い敵部隊への戦法クリティカルは水軍・兵器では適用されないことに注意。通常攻撃のクリティカルは攻撃時のSEが変わる。 闘神 槍兵戦法と戟兵戦法成功時クリティカル 張飛、白起、林冲 ☆ 「槍神」+「戟神」の効果。状況にとって槍と戟を使い分けよう。 槍神 槍兵戦法成功時クリティカル 尉遅恭、董平、欒廷玉 ☆ 「猛者」とのコンボが有効。螺旋突(乱突)がクリティカルになれば相手を必ず混乱させるので、槍兵が一気に使いやすくなる。 戟神 戟兵戦法成功時クリティカル 太史慈、徐寧 ◎ 「心攻」「遁走」とのコンボで敵群の懐に入って暴れまわるのが有効。戟兵は消費気力がかなり多いので「昂揚」「詩想」「楽奏」とのコンボも良し。 弓神 弩兵戦法成功時クリティカル 黄忠、花栄 ☆ 「射手」「火神」とのコンボが有効。建設物への戦法成功時も必ずクリティカルに。さらに、乱射が味方部隊と味方軍事施設に当たらなくなる効果もある(「覇王」には無い)。「補佐」持ちと義兄弟になり「補佐」持ちの官位を上げて主将にして「弓神」を副将にすれば最強の支援攻撃部隊にもなれる。 騎神 騎兵戦法成功時クリティカル 馬超、霍去病、呼延灼 ○ 「疾走」「猛者」とのコンボが基本。騎兵戦法の成功率は行動前に居た地点の高度での判定になるので「遁走」「強行」「長駆」なども有効。 工神 兵器戦法成功時クリティカル 黄月英 ◎ 「攻城」と違って、自部隊が兵器でありさえすれば、部隊攻撃でもクリティカル。「射程」「楽奏」「昂揚」とのコンボが有効。 水神 水上戦法成功時クリティカル 周泰、鄭成功、張順 ◯ 水上戦の機会は少ないが、川沿いの施設破壊、川からの都市攻撃にも使える。「操舵」「推進」「楽想」とのコンボが有効。 覇王 全戦法成功時クリティカル 項籍 ☆ 最強の一言に尽きる。兵器・水軍にも適用され、万能な事この上ない。乱射で味方を巻き込んでしまう点で「弓神」に若干劣る。能力研究で確実に1つ手に入るため、COMが武将に特技を覚えさせるCS版ではとんだ雑魚武将が持っていることも。 疾走 自部隊よりも攻撃力の低い部隊への騎兵戦法成功時、混乱させる 関索、曹彰、呂玲綺、楊大眼、楊志(CS) ☆ 混乱成功判定は部隊攻撃力に準拠するため、主将の武力が低いと発動しない。「騎神」「騎将」とのコンボが有効。螺旋突クリティカルと違い、反撃被害は受けるので「急襲」と組み合わせても良い。混乱効果を主眼とした騎兵隊と割切り、適当な高武力武将の副将にもよい(*1)。「猛者」とのコンボも有効。「猛者」の怪我判定の方が先に処理されるので運は絡むが自分より攻撃力の高い部隊も混乱できるようになる。騎兵戦法の成功率は行動前に居た地点の高度での判定になるので「遁走」「強行」「長駆」とのコンボも有効。 射手 森に弩兵戦法可能 王桃、曹休、曹丕、呂虔、張清(PC) ◯ 「弓神」「弓将」「乱戦」とのコンボが有効。森への弩兵の火矢の成功率はかなり高いので(最高95%)「火神」も有効。森への乱射で撃ちもらしがなくなるのも大きい(CS版限定)。 猛者 戦法で敵部隊をマス移動させると、50%の確率で負傷させる 王双、華雄、沙摩柯、孫礼、傅僉、李逵 △ 知力や武力を低下させることで、相手の特技を無力化出来る可能性がある。そのため、「神算」や「虚実」などの強力な能力依存系特技所持武将が所属する部隊に対して効果を発揮。誰が怪我するかわからないのがやや難点だが混乱した部隊を狙って毎ターン引きずり回していれば敵軍を弱体化させられる。敵部隊をマス移動できない弩兵・兵器部隊には編入しないこと。 防御 [部分編集] 特技名 説明・備考 保有武将 評価 不屈 自部隊の兵士の数が少ないとき、攻撃されても50%の確率で被害なし 霍峻、郝昭、郭淮、張悌、文聘、楊雄(PC)、童貫 △ 発動するのは兵力3000未満のとき。戦法や計略(火計など)を無効には出来ない。発動ラインの関係上自軍では使いにくいが、COM武将がこの能力を持つ場合、非常に面倒。自軍でも部隊兵力が少ない序盤ならそれなりに有効。 金剛 敵の攻撃が微弱な時、50%の確率で被害なし 于詮、王伉、許褚、向寵、諸葛誕、秦瓊、魯智深 △ 500未満のダメージが無効になる。防御の高い戟兵や、水上戦で有効。援護攻撃を無効化するのにも役立つ。ただし戦法は無効に出来ないので、戦法を使われにくい位置取りを心がけよう。 鉄壁 一斉攻撃されても通常攻撃になる 徐盛、審配、曹仁、孫桓、羅憲、武松 × 一斉攻撃を通常攻撃にするだけなので、一斉攻撃に参加した他部隊は行動済にならない。COMも弱ってくると一斉攻撃をしかけてくるので旋風の使える戟兵とは非常に相性が良い。もっとも、下手に計略や戦法を使われるよりは、一斉攻撃で他の弱っていない部隊まで行動済にしてくれる方が余程助かるだろう。 怒髪 敵部隊の戦法を受けると気力5回復 王異、諸葛尚、曹髦、孫魯班、劉諶、秦明 × 効果は非常に地味だが、火矢の応酬が多い水上戦では擬似「楽奏」となる。 藤甲 火以外の攻撃の被害は半減、火は二倍 兀突骨 ◯ 「火神」とのコンボは、火罠・火矢の火ダメージは2倍で火計・火中進軍の火ダメージは0となる(CS版PK)。火矢が怖ければ森に配置すればよいが、火罠には注意。 強運 戦死、捕縛、負傷しない 劉禅、劉邦、宋江 × 囮や自爆テロ役として使える。同部隊でも特技持ちにしか効果が無い点に注意。城近くの防衛線で兵1緊急ZOCを張る、同じく兵1で囮になる少数の兵士を引き連れて火種を設置しそのターンで爆破してもらうなどの運用が考えられる。が、どれも一般的な使い方とは言いがたいし、劇的な効果があるわけでもない。一騎討ち時の「急所」「無双」「偽退却」による負傷も防ぐ。 血路 部隊が壊滅しても同じ部隊の武将が捕虜にならない 関銀屏、曹昂、廖化 △ 主力武将の部隊に参加させると良い。劣勢の時にこそ活きる特技。特性を活かした、やられても良いorやられる事前提の戦法が熱い。少数部隊での囮や敵領内撹乱、敵の近くを通る危険な輸送も安心。計略系特技と組んで少数部隊で出撃し、やられて帰れば気力の心配せずに計略が使える。判定があるのはあくまで攻撃による「部隊壊滅時」のみであり、一騎打ちによる単独捕縛は防げないことに注意。また同様の理由で、落城時の捕縛も防げない。 護衛 同じ部隊の武将が負傷、戦死しない 典韋 △ ゲーム中の説明にはないが、火によるランダム継続ダメージを無効化する効果もある。相手の「猛者」や火による負傷対策として有効。騎兵戦法による戦死も防げる。とくに能力値依存の特技持ちを負傷から守れるのは大きい。ただし、所持武将自身は負傷もするし、戦死もするので無理は禁物。 計略 [部分編集] 特技名 説明・備考 保有武将 評価 待伏 伏兵成功時クリティカル 王甫、蒯良、公孫康、諸葛瞻、法正 × 伏兵は地形を選ぶためほとんど使わない。クリティカルの効果も地味。うまく使えてかつクリティカルすれば敵を混乱させられるしかつ気力消費も撹乱より少ないので有効ではあるが。PKでは伏兵の仕様が強化されたが焼け石に水。騎兵・兵器・輸送は伏兵を使えないので注意。 火攻 自分より知力の低い部隊への火計が必ず成功。消火が必ず成功。 黄蓋、皇甫嵩、朱儁 △ 火計は攻撃力が低い。よって戦法で普通に攻撃していたほうがいいかもしれない。技巧「神火計」があれば間接攻撃にそこそこ使える。 言毒 自分より知力の低い部隊への偽報が必ず成功 橋瑁、周魴、張特、陳珪、楊戩 ◎ 偽報は撹乱の代用としても有用。自分より低知力部隊には必ず成功する。 機略 自分より知力の低い部隊への撹乱が必ず成功 何晏、李恢 ◎ 最も多用するであろう部隊計略である撹乱が必中になるのは大きい。自分より低知力部隊には必ず成功する。 詭計 自分より知力の低い部隊への同討が必ず成功 王允、徐氏、陳登 ◯ 同討は効果は大きいが気力消費量が少しネック。「沈着」「規律」「明鏡」の適用外なのが良い。相手のターンにやられること前提で、兵1輸送隊で計略を仕掛ける手もある。 虚実 自分より知力の低い部隊への全部隊計略が必ず成功 曹操、孫臏 ☆ 「規律」「沈着」「明鏡」「洞察」を持った武将には効かない。所持武将(曹操・知力91)の関係上特に序盤で非常に強力。 妙計 自分より知力の低い部隊への計略成功時クリティカル 袁術、李勣 ◯ 相手の知力に左右されるが、部隊計略クリティカルの効果は大変強力。「虚実」「機略」等とのコンボで用いることになるか。○将系の特技と違い、施設や地面への着火などでも確実に発動するので、火罠着火要員にすると低知力武将でも確実に活躍できる。鬼謀と組み合わせると大変便利かつ強い。 秘計 自分より知力の高い部隊への計略成功時クリティカル 桓範、張春華、張松 △ 基本は「妙計」と同質。クリティカルは魅力的だが、所有者の知力が中途半端に高く使い辛い。火球などは知力1に設定されているようなので(PCPK)、妙計のようなクリティカル着火要員には使えない。 看破 自分より知力の低い部隊からの計略を必ず見破る 夏侯氏、范増 △ 自分より知力が低い敵部隊からの計略は、最初から成功率がかなり低いのであまり有難味が無いかも。「虚実」「神算」に勝てるわけでもないので実用性は低い。 洞察 敵部隊からの計略を必ず見破る 趙雲、岳飛 〇 諸葛亮の「神算」すら無力化できる最上級の計略防御系特技。しかし編成や立ち回りに注意すればあまり計略は受けないので、自軍で使う分には武将枠の節約になる程度でやや微妙。攻撃系特技の方がいい感がある。逆に敵にいるとひたすら脅威(面倒)だが。知力の低い雑魚武将につけるというのは一見ありだが、あくまで計略にかからなくなるだけであり、知力が関わる鎮静や消火、政治が関わる建設力などはカバーできない点に注意。落雷は自身がターゲットにされた場合のみ有効であり、周囲のマスを狙われた場合の巻き込まれは防げない。 火神 低知力部隊への火計が必ず成功。消火が必ず成功。火の被害無効。敵への火のダメージ二倍 周瑜 ☆ 敵の火矢で燃えないので海戦では滅法強い。「弓将」や「水将」と組ませて火矢を撃つのも強い。火の被害無効を生かした火罠による自爆戦法も面白い。ただし火罠による死亡・混乱判定は残るので注意。 神算 自分より知力の低い部隊への計略が必ず成功し、必ずクリティカル。また自分より知力の低い部隊からの計略を必ず見破る。 諸葛亮、張良 ☆ 「虚実」+「看破」+「深謀」の効果。 百出 部隊計略の消費気力が1になる 賈充、荀攸、諸葛恪、馬謖、呉用 ☆ 「神算」「鬼門」「虚実」とのコンボが文字通りの反則級。 鬼謀 部隊計略を仕掛けられる範囲が一マス広がる 郭嘉、鍾会、陸遜、呉起 ◎ 計略の成功率は変わらないが、敵部隊に壁を二つ挟んで計略を仕掛けられる意義は大きい。単体ではそれほど決定力のある特技ではないが、他の計略成功率系特技とのコンボが効果的。 連環 部隊計略成功時、隣接1部隊にも被害 龐統 ◎ 成功時のみ効果を発揮するので、「虚実」「神算」とのコンボが望ましい。伏兵、同討では発動しない。隣接部隊に計略を掛けるというだけなので、連鎖した後成功するかどうかはまた別判定。なお、都市内部に放火すると、二連続でヒットする。 深謀 部隊計略成功時、必ずクリティカル 司馬懿 ◎ 成功時のみ効果を発揮するので、「虚実」「機略」「傾国」とのコンボが望ましい。 反計 部隊計略を見破ると同じ計略で反撃 賈詡、姜維 × 「明鏡」「洞察」とのコンボで100%効果を発揮する。反計しても必ず成功するとは限らない。諸葛亮とのコンボなら自部隊への計略をもれなく反撃成功させる部隊が完成する・・・が、敵は知力の高い部隊へはあまり計略をかけてくれないので・・・。 傾国 女性のいない部隊への計略成功率二倍 郭氏、甄氏、貂蝉、李師師 ◎ 高知力の武将がいれば、擬似「虚実」に。 妖術 妖術を使用可能 張梁、木鹿大王、高廉 △ 気力消費50は多すぎる。「百出」とのコンボは必須。 鬼門 妖術、落雷を使用可能 張角、張宝、呂尚、公孫勝 ☆ 落雷が強すぎてバランス崩壊している。「百出」とのコンボは必須にして必殺の威力。判定は部隊知力だが、「神算」「虚実」の影響を受けないので注意。成功確率は最高で75%。「反計」相手に使うとはね返されるので要注意。 注)「鬼謀」は「待伏」にも有効。自部隊が森の中に居れば水上の敵にも伏兵が発動するようになる。 補助 [部分編集] 特技名 説明・備考 保有武将 評価 規律 偽報にかからない 于禁、袁渙、黄権、司馬師、辛憲英、石韜、朱仝 △ 「沈着」との防計コンボが有効。撹乱と偽報は片方だけ防げてもあまり意味は無いので、二つ揃えてやっと一人前という印象。 沈着 撹乱にかからない 王平、霍弋、司馬昭、徐晃、馬岱、孟建、盧俊義 △ 厄介な撹乱を確実に防げるのがよい。「規律」との防計コンボが有効。 明鏡 撹乱、偽報にかからない 夏侯令女、蒋琬、陸鬱生 ○ 能力研究で低知力高武力武将につけることも可能で、COMの思考を利用して避雷針にすることもできる。同討だけは防げない。 楽奏 毎ターン気力が5回復 小喬、鄒氏、大喬、卞氏、燕青 ◯ 長期戦になるほど有無の差が出てくる。消耗が少ない後衛、特に兵器との相性がいい。水上戦では頼りになる。なお、軍楽台と同時に発動はしないので、「詩想」とは二者択一になる。 詩想 軍楽台の気力回復が2倍 蔡琰、曹植、陳琳、劉劭 ○ 軍楽台次第とはいえ回復量の大きさは魅力的。1ターンで気力が20回復するので槍で螺旋に戟で範囲戦法や弩で乱射など強力の戦法にはもってこい。もちろん計略も投石も撃ち放題。状況が悪く戦線が動かない時ほど効果を発揮する。前線のお供に、訓練+軍楽台で補給隊の能率上昇に。なお、「楽奏」と同時に発動はしないので、二者択一になる。 築城 建設時の効率が2倍 賈逵、張紘、留平、留略、婁圭、蒙恬 ◎ 陣や弓櫓、軍楽台を一気に建設できる。防計要員などに覚えさせておくと、前線部隊の建設力が飛躍的に上がって格段に戦いやすくなる。また少ない兵で火罠を設置できるので自爆テロ時の費用節減にも使えるが、焼死にだけは注意。 屯田 港、関に駐留時兵糧消費0 韓浩、国淵、甯随、劉馥、蕭何 △超級時◯ 兵3万の毎季節兵糧消費量は、場合によっては「米道」の収入アップ量をも上回る。港関拡張があればさらにその倍。限定的な状況でしか使いにくいが、特に超級などになるとその効果は非常に大きい。ただし所持武将は皆内政能力が高く、特技を発揮しようとすると能力が死んでしまうのには注意。 内政 [部分編集] 特技名 説明・備考 保有武将 評価 名声 徴兵実行時、集まる兵士五割増し 袁紹、夏侯玄、魏諷、張邈、程普、柴進 △ 低下する治安度も五割増しになる。中盤以降兵舎レベル3を前線で運用できるようになると、治安の回復が追いつかず、これがブレーキとなり徴兵そのものが散発的となる為、徴兵速度アップの効果は限定的になる。徴兵費用や行動力の節約にもなるため序盤の拡張期や弱小勢力では大いに有効だが、終盤では価値は低下しがち。 能吏 槍・戟・弩の生産量二倍 温恢、蒯越、鍾繇、馬良、費禕、管夷吾、李斯 ☆ 内政系では最重要の特技。槍・戟・弩の三種類に適用可能なため効果は大きい。レベルの低い施設でも十分な生産量を確保できるという点も嬉しい。計算式の関係上、3人のうちだれか1人が持っていれば最終的な効果が2倍になるため、所持者の知力が低くても、もう一人高知力者をつければきちんと性能を発揮できる。生産、ひいては内政に関する人員を大幅に節約できるため、貧乏所帯や高難易度では特に有効。逆に内政の人数が余り出すような大所帯になってくると、細かく管理して節約する必要もなくなってくるので、ややありがたみは薄れる。 繁殖 軍馬の生産量二倍 閻行、成宜、馬騰、楊氏、梁習 ◎ 軍馬にしか適用できないため、「能吏」より効果は限定的となるが、それでも生産速度倍速&実質半額はシンプルに強い。騎兵は前線で殴り合う兵科の割に防御力が低く消耗が激しい意味があるため、尚のことである。基本的な生産量は知力に依存するので、知力の高い武将に付ければより効果的。 発明 兵器生産日数半減 尹黙、関寧、郤正、裴秀、馬鈞 △ 攻城兵器は大量には要らないので、それほど大事ではない。投石部隊を大量に動員させて防衛戦を展開する際は輝く。効果自体は能力依存しないが、基本的な開発日数短縮のために知力の高い武将に付けるのがベター。 造船 艦船生産日数半減 王濬、吾彦、唐咨、呂範 △ 走舸は可能な限り使わないこと。港がある都市を持っている場合、「造船」を必ず研究しておきたい。艦船は兵器と違い出撃部隊数と同じだけ用意することになるので、「発明」より有用。効果自体は能力依存しないが、基本的な開発日数短縮のために知力の高い武将に付けるのがベター。 指導 技巧研究費用半減同部隊所属武将(特技所持武将本人を除く)の入手経験値量が2倍に 袁遺、崔州平、孫権、董允、盧植 ◯ 期間の短縮にはならないので、所持者の能力では足手まといになることも。経験値入手量2倍の効果は出陣中のみで拠点コマンドでは適用されない。また「指導」所持者本人は2倍の恩恵にはありつけられないので注意。(「指導」所持者が同部隊に2人以上いる場合、「指導」所持者の入手経験値量も2倍になる。PC・CS共にPKで確認。) 技巧習得イベント や 五虎将軍イベント などの出陣中の武将を含めた経験値UP系イベント時も反映される。これもイベント発生時に「指導」持ちと共に出陣中でないと反映されない。 眼力 未発見の在野武将を必ず発見 伊籍、顧雍、崔琰、荀彧、毛玠 × 未発見武将の出ない後期シナリオではほぼ無意味。また、未発見武将がいる都市に移動が必要な事や、直接登用に繋がるわけではないのも×。未発見武将の多い序盤シナリオではそれなりに効果だが、能力的にもったいない武将が多いので、中盤以降は育成や廟による書き換えを検討すべきだろう。政治力が低い武将ばかりなら嬉しい(S1 張角など)。 論客 外交で舌戦に持ち込みやすくなる(超級は舌戦確率20%、上級以下は100%) 闞沢、簡雍、諸葛瑾、孫乾、鄧芝、張儀、藺相如 ☆超級時△ 同盟、停戦、捕虜交換時に有効。こちらの「論客」持ち以上の知力持ちがいない勢力を自由にあしらえる。親善するより安価に済むことが多く、敗北しても特に失うものはないので、例え格上相手でも何度でも申し込める。舌戦の強さは知力はもちろん性格も大きく影響するので、武将育成で習得させるときには武将を厳選したい。 注)「能吏」や「繁殖」を高知力武将に充てたくない、またはそもそも高知力がいない、という状況は意外に多いはず。 実は関連施設をLv3にしておくと、知力50程度の武将につけても生産量は大きなものになるのである(詳しい算出式は内政参照)。 後方で暇を持て余しているような中途半端な武将につけても充分な生産量は確保できるだろう。 一例を挙げるとLv3+「特技ありを含め三人とも知力50」のラインアップで6000の生産。(特技なしだと半分になる。) 最高の条件はLv3+「特技ありを含め三人とも知力100」だが、それでも9000の生産が限界。 特技の有無は知力以上に大きいということがわかるだろう。 収入 [部分編集] 特技名 説明・備考 保有武将 評価 富豪 所属都市の金収入五割増し 董白、張世平、糜竺、呂伯奢、魯粛、李応、穆弘、段三娘 ◎ 無条件で効果を発揮するため重要。「徴税」とのコンボでも月初めにしか効果は無い。 米道 所属都市の兵糧収入五割増し 閻圃、張魯 ◎ 無条件で効果を発揮するため重要。「徴収」とのコンボでも季節初めにしか効果は無い。 徴税 所属都市の金収入が十日毎に。一回は月当たりの五割分0.5×3=1.5 董卓、贏政、高俅 ◎ 「富豪」とのコンボは1.5×0.5+0.5+0.5=1.75。保有武将が初期にしか登場しないのが難。 徴収 所属都市の兵糧収入が月毎に。一回は季節当たりの五割分0.5×3=1.5 李儒、蔡京 ◎ 「米道」とのコンボは1.5×0.5+0.5+0.5=1.75。保有武将が初期にしか登場しないのが難。 注) 富豪が適用されるのは月初め、米道は季節初めの収入のみ。 都市が増えてきたら、市場だらけの金銭特化都市、農場だらけの兵糧特化都市を造って、各々を常駐させれば効果的だ。 注2)富豪と米道は都市の基礎生産力も含めて1.5倍にするが、徴税と徴収は関連施設の数値のみ1.5倍。 注3)同程度の収入が見込める都市が2つの場合、富豪+徴税コンボ(1.75+1)よりそれぞれの都市に分ける方が(1.5+1.5)全体としての収入は増える。 注4)月初めのみ徴税を隣の都市にでも移動させて呼び戻せば、コンボで1.5+0.5+0.5=2.5。 もちろん隣の都市は収入が半分になるし、何より面倒だが、特化都市なら効果は大きい。 災害 [部分編集] 特技名 説明・備考 保有武将 評価 親烏 所属都市に烏丸の根城が発生しない 袁煕、閻柔、牽招、田予、劉虞 × 襄平、北平、薊でのみ有効。治安低下の防止効果は無い。 親羌 所属都市に羌の根城が発生しない 韓徳、徐邈、成公英、張既、馬鉄 × 武威、安定、天水でのみ有効。治安低下の防止効果は無い。 親越 所属都市に山越族の根城が発生しない 厳輿、厳白虎、朱治、鍾離牧、孫瑜 × 柴桑、呉、会稽でのみ有効。治安低下の防止効果は無い。 親蛮 所属都市に南蛮の根城が発生しない 帯来洞主、張翼、董和、孟優、雍闓 × 雲南、建寧、江州でのみ有効。治安低下の防止効果は無い。 威圧 所属都市に賊や異民族が発生しにくくなる 王匡、臧覇、孫観、張曼成、波才、李俊 × 親○系と違って、100%防止できるわけではない。検証によれば、賊の発生率そのものに関与するのではなく、「所属都市に賊が発生しない最低の治安の値を80から60に下げる」効果とのこと。治安低下の防止効果などもないので、この特技に頼るより素直に巡察した方が効率的。 仁政 所属都市が同じ武将の忠誠度が自然低下しない 王昶、呉国太、司馬攸、曹沖、孫登、孔丘 ☆ 武将数が多くなってくると、季節ごとの褒美の行動力消費が洒落にならないので非常に有効。出陣中の味方部隊寝返りによる損害は非常に大きいため、武将の多い最前線都市に配属させたい。低難易度では行動力の節約or保険程度の効果だが、引き抜き工作が激しくなる超級では劇的に価値が上がる。ただし防げるのはあくまで自然低下のみで、流言による低下は防げないので過信は禁物。 風水 所属都市でいなご、疫病が発生しない 虞翻、周昕、石苞、田疇、陸績 ◯ いなご、疫病のダメージはかなり深刻なので、大軍を駐留させた前線都市に配属させたい。あくまで予防するだけであり、発生済み都市に派遣しても鎮静化はできない。侵攻部隊と共に最前線都市を転々としていく都合上、防計軍師などに覚えさせるのも効果的。一見地味な特技ではあるが、疫病、特に超級でのそれは非常に手痛いダメージになるため、主力が駐留する都市にはなるべく置いておくと安心。 祈願 所属都市で豊作がおきやすくなる 鍾毓、孫氏、楼玄 △ 豊作率上昇はそれなりに体感できるが地味。米収入が多い都市で「米道」などとのコンボが有効。 注)「親○」系の防止効果は100%だが、防げるのはあくまで対象の異民族だけであり、賊の発生まで防げるわけではない。 賊の発生を防ぐためには治安を維持するしかなく、治安が高ければ当然異民族もわかないわけで、極めて実用性は低い。 1都市あたり1人さえ置けないほど頭数が切迫しているのならともかく、普通のプレイならもっと有効な特技に変更したいところ。 勿論、後方で巡察するしか使い道がないような低性能武将についている場合はこの限りではないが。 関係 [部分編集] 特技名 説明・備考 保有武将 評価 内助 結婚すると配偶者双方の全能力プラス1 杜氏、樊氏、糜氏 △ 武力・統率が1違うだけでもだいぶ有利。発動が能力値に依存する戦争・計略系の特技を持つ武将と婚姻すると尚よし。軍師と婚姻させ助言の正確性を高めるのももちろんよし。 その他 [部分編集] 論客 は、上級以下と超級で使い勝手が激変する。 効果の発動確率が100%と20%なのであるから当然である。 初心者プレイヤーは舌戦に勝利しにくいので実感しづらいが、ある程度慣れれば非常に有用な特技。 特に中盤までの群雄割拠時、親善する金が無い場合に重宝する。 もっとも超級でも事情は同じで、貧乏所帯であれば確率20%といえども、中盤までの論客はそれなりに使える。 問題は中盤までに論客持ち武将を確保できるかどうかにある。 捕縛 は使い方次第で☆5つつけてもいいくらいのバランスブレイカーな特技。 まず捕縛持ち武将を義兄弟にして忠誠度が落ちないようにする。 次に戟か槍で出陣し最優先で補給を受けながら敵部隊を撃破し続けるとかたっぱしから敵を捕虜に出来る。 捕虜は出陣中の部隊から絶対に逃げることが出来ないので敵城からの再出陣を阻止でき、忠誠度が落ち次第登用していける。 これをやると敵勢力の武将があっという間に枯渇する。 城に戻ると捕虜が城に移ってしまい逃亡の可能性が出てくるのと、全滅してしまうとやはり逃げてしまうので注意すること。 コメント 踏破と難所行軍は微妙に違うよね。 踏破のみだと間道や浅瀬に侵入することができなかった・・・ -- (名無しさん) 2020-03-17 12 11 28 10年以上前のゲーム さらにソシャゲやオンラインでもないのに評価論争とはなかなか熱い… -- (名無しさん) 2020-04-20 21 10 37 あの糞藝爪覧とまで自虐されたゴミが今や名作扱いとか胸熱 妖術って所有者が微妙すぎるせいもあるんだろうけど、 複数部隊が戦闘不能になるのに△は不憫な気がする -- (名無しさん) 2020-04-29 21 45 16 妖術は気力消費量がネックだから 「※1」付けて「百出ある時のみ、評価を上げても良い」とか補足説明欄を欄外に作ったらどうだろうか? -- (名無しさん) 2020-06-29 11 36 44 飛将の最後、輸送部隊には適用されるってどういう意味なんだ?クリティカルの話してたよな?施設だの水軍だの兵器だのって。輸送部隊にクリティカルなんてあるのか?遁走の効果だけだろう?どういう意味なんだ? -- (名無しさん) 2020-07-07 21 43 38 神将と覇王はどっちが強いですか? -- (名無しさん) 2020-08-06 09 25 05 覇王だね。神将は部隊の気力尽きても通常攻撃や援護攻撃が威力上がるから戦闘力が低下しにくいかな。 -- (名無しさん) 2020-08-10 01 04 00 火神は誰につけたら効果的とかありますか -- (名無しさん) 2020-09-17 19 10 48 火神は知力依存ありだが、真価は火罠の着火、火矢なので弩適正高めの文官 -- (名無しさん) 2020-09-21 14 48 49 集結シナリオや寿命を長寿ないし仮想にしてるなら蒯良がオススメ。 弩Sに知力88かつ特技がぱっとしない待伏だから書き換えてしまえば副将に最適。 -- (名無しさん) 2020-09-21 22 31 53 遁走って兵器に適用されないの?してた記憶あるんだが勘違いかな。 -- (名無しさん) 2021-04-05 21 52 19 覇王が最強というが率いれる部隊は1種類だけなんで全戦法クリティカルってあんまパっとしない。せめて通常攻撃もクリティカルくらいはないと他のクリティカル特技と比べてもあまり恩恵は感じない。ついでに遁走と推進でもついてれば最強だった -- (名無しさん) 2021-04-15 00 39 15 覇王は所持武将の能力に依存しないのも利点 じゃあ何が最強なのか教えてほしいぐらい もちろん率いれる部隊が増える並のメリットある特技でお願いします -- (名無しさん) 2021-04-16 15 18 02 あ -- (名無しさん) 2021-07-22 11 47 38 PC版で論客の舌戦確立が20%ということだが、 Steam版では外交でほとんど舌戦に持ち込めない。 体感だと5%といった感じ。 50回程度停戦を試したが舌戦は2回だけだった。 -- (名無しさん) 2021-11-16 02 56 16 「長駆」単独だと恩恵を感じにくいが、技巧の良馬産出(精鋭騎兵)と組み合わせると目に見えて恩恵を感じるようになる。 都市間の輸送をあえて騎馬隊にするという使い方があるのだが、港からの出航時(出陣時)に限り騎馬隊の移動力を元に計算されるようで 長駆(強行)と良馬産出(精鋭騎兵)の組み合わせで港から港へ10日で行けるようになるところもある。 このギミックを利用すると、港に待機させておけば船(騎兵1)での河上からの開発地襲撃が素早くできる。 -- (名無しさん) 2021-12-12 12 01 59 特技「眼力」ですが所持武将が探索して発見につながらなかったら、未発見武将の存在がもう居ないことを明確にしてくれるので それなりに有用。また、空白都市の関や港から発見するだけで、在野武将として別都市からの登用可能となるため、空白都市を緩衝地帯とするため占拠しない場合も そこそこ使える。 (例:董卓が洛陽から長安に撤収した直後で虎牢関からその特技所持者で発見をし、別の都市から登用をかける場合とか、 空白都市の占拠に寡兵の輸送隊を使っており、既にそこに向かって別のCOM勢力が占拠に向かっており、鉢合わせになる可能性が大いにあるときは相手が都市を占拠する前に 隣接する港や関から発見してしまえば、COM勢力が占拠する前の僅差のタイミングのみで登用ができるようになる。 なお、登用の成否判定はコマンド実行時にされているようで、登用にするにあたりそこへ到達するまでの日数に対象の空白都市が占拠されCOM勢力の物となってもゲーム内部で コマンド実行時で登用判定が成功していれば、登用できる。) さらに、高魅力の所持者に持たせると舌戦を発生させ、さらに舌戦勝利という方法でCOMが支配している都市の所属する港や関から未発見武将を登用することができる。 (例:長安や洛陽、晋陽、柴桑など放置されている港を抑えてそこから対象都市の在野武将を引き抜くことができる。) -- (名無しさん) 2022-09-15 16 00 15 火攻と火神は消火の成功率が100%になるらしい。覚えておくと多少便利かも。 -- (名無しさん) 2023-06-29 14 10 40 もしかして連戦って支援攻撃には発生しないんですか? 補佐持ちとずっと組ませてたんですが、クリアまで一回も発動しませんでした -- (名無しさん) 2023-11-01 20 29 47 Steam版の論客持ちによる 舌戦確率が5%程度というのは本当だと思う。 ただ、序盤は20%位ある感じだが ゲーム中盤以降は目って似舌戦に持ち込めない。 PS2版にも同傾向があった気がするが Steam版の方がより顕著 -- (名無しさん) 2023-11-06 16 31 09 名前 コメント すべてのコメントを見る 過去ログ 特技一覧/コメントログ1 特技一覧/コメントログ2
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No.P003 レアリティ:☆☆☆ ライフ:3 必要アビリティ:パワー1 攻撃力/防御力:-/20 アビリティ:パワー3 ダメージを受けて、このカードが一番上にきたとき、 このターンの終了時まで手札を相手にすべて見せる。 (距離制限なし) 配布方法 体験会参加特典 イラストレーター えぃわ デメリットが異常に大きく、敢えて使用する必要性が少ないカード。 限定配布であるため、配布終了後の入手が難しいカードのひとつ。
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2011年2月3日 ※2011年8月 改訂作業中 『中国ミステリ史 第三章』では、1940年代末から1970年代まで(中華人民共和国成立から文化大革命終了まで)の中国の探偵小説(偵探小説)/推理小説/ミステリの歴史を紹介している。 目次 第三章 1940年代末~1970年代: 社会状況の変化による中国ミステリの転変第一節 中華人民共和国の成立とソ連探偵小説の流入 第二節 中国の探偵作家とソ連の探偵作家の交流(1956年) 第三節 ソ連の探偵小説(1)ソ連の探偵小説の新潮流(1956年) (2)ロマン・キムの手紙で知る当時のソ連探偵小説界(1956年~1957年) 第四節 程小青の探偵小説論(1957年) 第五節 文化大革命期の"写本"現象 第六節 1940年代末~1970年代の代表的な作品 第七節 邦訳された1950年代~1970年代の中国探偵小説 参考文献 第三章 更新履歴 第三章 1940年代末~1970年代: 社会状況の変化による中国ミステリの転変 第一節 中華人民共和国の成立とソ連探偵小説の流入 【主要参考文献:老蔡(ラオツァイ)(2009)「百年華文推理簡史 六、新中国的反特小説」】 【2011年7月29日、加筆】 第二章第二節で述べたとおり、中国(中華民国)では終戦後、日本よりも早く探偵雑誌が創刊されている。1946年1月に創刊された『新偵探(しんていたん)』を皮切りに、同年には『大偵探(だいていたん)』、『藍皮書(らんひしょ)』が創刊されたが、これらの雑誌は、程小青の霍桑(フオサン)シリーズや孫了紅の魯平(ルーピン)シリーズなどの国内創作や、エラリー・クイーン、アガサ・クリスティ、ジョン・ディクスン・カーの翻訳作品などを掲載し人気を博していた。1949年にも探偵小説雑誌『紅皮書(こうひしょ)』が創刊され、中国の探偵小説界はこのままの形で発展していくかに思われた。 しかし、1949年、新中国=中華人民共和国の成立により、状況は一変する。これにより、かつてのような探偵小説を発表することは許されなくなり、『大偵探』、『藍皮書』【注1】、『紅皮書』は廃刊となる(『新偵探』は創刊から半年で廃刊となっていた)。欧米(西ヨーロッパやアメリカ)の探偵小説に代わって入ってきたのは、ソ連を中心とする共産主義国家の探偵小説で、それにより中国の探偵小説は変質を余儀なくされる。 この当時のソ連では通常の犯罪を描く探偵小説は刊行されておらず、ソ連で探偵小説【注2】といえば、潜入しているアメリカやイギリスのスパイを摘発する反スパイ小説のことであった。そのため、この時期は中国でも探偵小説といえば反スパイ小説をさすようになる。「スパイ」は中国語で「特務」であり、この時期の探偵小説は中国では反特小説(はんとくしょうせつ)と呼ばれる。 この時期に中国語に翻訳されたソ連の反スパイ小説の代表格としては、1955年に中国語訳が出たニコライ・トマン【注3】(1911-1974、ロシア語版Wikipedia)の『戦線付近の駅で』【注4】(邦訳なし、原題: На прифронтовой станции、中国語タイトル:在前线附近的车站)が挙げられる。 注1:1946年7月に創刊された『藍皮書(らんひしょ)』は1949年5月に休刊となったが、1950年に香港で復刊されている。江戸川乱歩は1956年から1958年ごろにかけて、この香港版『藍皮書』を定期購読している。 注2:この当時のソ連では、探偵小説・探検小説・SF小説などを総称して「冒険もの」(приключения、プリクリュチェーニヤ)と言っていた。日本ではこれらの小説は「探偵小説」と総称されていた。 注3:ニコライ・トマンは、飯田規和(1965)では、レフ・シェイニン(1906-1967、ロシア語版Wikipedia)と並んで当時のソ連の「スパイ小説的な推理・冒険小説」の代表的な作家だと紹介されている。ニコライ・トマンは小説の邦訳はないが、ソ連・東欧SFアンソロジーの『遥かな世界果しなき海』(早川書房、1979年)にエッセイ「SF論争 ――モスクワ・1965年」が訳されているようだ(著者名表記は「ニコライ・トーマン」)。 注4:仮に邦題を『戦線付近の駅で』としたが、『戦線付近の駐屯地で』の方がいいかもしれない。 第二節 中国の探偵作家とソ連の探偵作家の交流(1956年) 【2011年7月29日追加】 当時の中国ミステリ界とソ連ミステリ界の関わりについて伝える資料に、ソ連のスパイ小説作家ロマン・キムが江戸川乱歩にあてた手紙がある。(乱歩とロマン・キムが文通を開始した経緯については、「ソ連/ロシア推理小説翻訳史 - ロマン・キム(1899-1967)」を参照のこと) ロマン・キムからの第二信(『宝石』1957年1月号)に非常に興味深いことが書かれている。ソ連の探偵作家が北京や上海を訪れ、中国の探偵作家と交流したというのである。 1956年8月、ロマン・キムを含むソ連の探偵作家たちは、北京を訪れ、中国の探偵作家たちと歓談した。ソ連の作家たちは、ソ連ではスパイ小説に代わって本格的な探偵小説が現れはじめたということを伝え、中国の作家たちは、中国ではスリラー小説(驚険小説/惊险小说)が読者の間で絶大な人気を博しており、このジャンルの本が次々と出版されているということを伝えた。またソ連の探偵作家一行は上海にも赴き、探偵ものの戯曲「十五貫」を観覧したという。上海といえば、第二章で紹介した程小青(てい しょうせい)と孫了紅(そん りょうこう)がいた地である。彼らもこの交流に参加したのだろうか。なかなか興味深いところである。 また、この第二信によると、中国のムー・リンとハン・シンの中編「図面四〇七」は非常に中国国内で評判がよい作品で、ロシア語に翻訳され新聞『友情(ドルージバ)』(дружба)に掲載されたという。中国におけるスパイの活躍を扱ったものだというが、この作品が誰のどの作品を指しているのかは分からない。ほかに、中国の作家のスリラー小説中短編集『謎の数字』のロシア語訳の刊行が予定されているとも書いてあるが、これについても誰のどの作品を指しているのか、現段階では分からない。 第三節 ソ連の探偵小説 【2011年7月29日追加】 この時期の中国の探偵小説はソ連の探偵小説に大きな影響を受けていたが、そもそも日本では、ソ連の探偵小説自体があまり知られていない。そこでこの節では、主にロマン・キムが江戸川乱歩にあてた手紙を用いて、やや脱線に見えるかもしれないが、当時のソ連探偵小説界を概観する。 (1)ソ連の探偵小説の新潮流(1956年) 第二節でも少し触れたが、ロマン・キムの第二信によれば、ソ連ではこのころ、スパイ小説以外に本格的な探偵小説も現れ始めたとされている。実は、ソ連の探偵小説が(反)スパイ小説一辺倒だったのは1950年代半ばまでであり、スターリン死去(1953年)後しばらくすると、モスクワ警察の刑事たちが強盗事件などの一般の犯罪を捜査するような、いわゆる警察小説のタイプの探偵小説が刊行されるようになる。その先陣を切ったのが、1956年にソ連で雑誌掲載・単行本化されたアルカージイ・アダモフ(1920-1991、ロシア語版Wikipedia)の『雑色事件』(邦訳なし、原題:Дело «пёстрых»、ロシア語版Wikipedia)である。この作品は、翌1957年には早くも中国語訳(『形形色色的案件』)が刊行されている。 アルカージイ・アダモフの名は日本のミステリ界ではまったくと言っていいほど知られていないが、アダモフは中国では当時のソ連探偵小説界を代表する作家だと見なされており、たとえば中国で1998年に出版されたミステリ史の本、曹正文(そう せいぶん)『世界偵探小説史略』では、ソ連の探偵小説についての総論的な節とは別に、アダモフの紹介のための節が設けられている。 アダモフの『雑色事件』は残念ながら邦訳が出ていないが、幸いなことに、ソ連ミステリ・ソ連SF翻訳家の袋一平氏が『日本探偵作家クラブ会報』第120号(1957年7月)でこの作品のあらすじをごく簡単にだが紹介している。袋氏は作品タイトルを『雑色事件』としており、このページではこの訳題を採用した。 袋一平「ソ連の探偵小説界近況」(『日本探偵作家クラブ会報』第120号、1957年7月) 「雑色事件」 アルカージイ・アダモフ 四〇〇字、一千枚位の長篇 主人公はセルゲイ・コルシュノフという復員士官で、モスクワ刑事捜査局に勤務する。強盗、殺人団が横行しているが、正体がつかめない。というのはスタッフがあらゆる種類の人間の集まりだからで、題名の「雑色」はその意味。そしてこの一味は「犯罪のロマンス」を信奉し、手口が非常に凝っている。主な犯罪者は「パパーシャ」、ソフロン・ロジキン・クプツエウィチなど。このロマンチック犯罪をコルシュノフとその助手たちが解決して行く物語。 また、桜井厚二氏の論文「ロシア刑事探偵のフォークロア ―ワイネル兄弟『恩恵の時代』を中心に―」でも、アダモフのこの作品のあらすじがまとめられている。この論文は、「21COE研究教育拠点形成 スラブ・ユーラシア学の構築 中域圏の形成と地球化」の研究報告集No.23「文化研究と越境:19世紀ロシアを中心に」(2008年2月)に掲載されたもので、桜井氏はタイトルを「まだら事件」としている。 桜井厚二(2008)「ロシア刑事探偵のフォークロア ―ワイネル兄弟『恩恵の時代』を中心に―」 アルカージー・アダモフの『まだら事件 Дело пёстрых(1956)』は、ワイネル兄弟より以前に、戦後モスクワのギャングに挑むソヴィエト刑事探偵の肯定的イメージを提示してみせた先駆的作品であった。この作品は、以下のような梗概の連作短編集である。 第二次世界大戦から復員した青年セルゲイ・コルシュノフは、その軍功によりモスクワ警察犯罪捜査部の刑事に採用される。折しも首都で頻発する様々な凶悪事件から、その背後で犯罪者たちを仕切る「親爺」と呼ばれる黒幕の存在が浮上していた。当局は「親爺」に操られた雑多な者たちによる多種多様な一群の事件を「まだら事件」と名付け、特捜班を設置する……。 アルカージイ・アダモフの『雑色事件』はソ連では映画化されたほか、ソ連時代に少なくとも2度、ソ連崩壊後に少なくとも3度再刊されており、人気作のようである(最新の2002年版→ロシアのオンラインショップ)。また、ソ連時代の推理小説を集めた全集や選集がソ連崩壊後に何度か刊行されているが、この作品はほぼすべてに収録されており、どうやらソ連/ロシアの推理小説史においては記念碑的な作品のようだ。そのような作品が、結局邦訳されることがなかったのは残念なことである。 なお、翻訳は中国語訳以外に、少なくともドイツ語訳『Die Bunte Bande von Moskau』(1962年)が刊行されている。 アルカージイ・アダモフの作品は、『雑色事件』を含め1作も邦訳されていない。この当時のソ連の探偵小説(警察小説)で邦訳が出ているものとしては、1965年にハヤカワ・ポケット・ミステリで刊行されたユリアン・セミョーノフ『ペトロフカ、38』(原著1963年)がある。ユーモアとサスペンスにあふれ、一般的にイメージされる共産主義の暗いイメージとは無縁の傑作である。 (2)ロマン・キムの手紙で知る当時のソ連探偵小説界(1956年~1957年) 『宝石』1956年10月号に転載されたロマン・キムからの第一信は、「ロシヤでは探偵文学のジャンルは十九及び二十世紀(革命前)には発達しておりませんでした」、「革命後のわが国には探偵文学が発達しはじめました」――と、探偵の冒険ものやスパイ小説から始まって、次第に本格的な探偵小説が書かれるようになっていたソ連のミステリ史を伝えている。当時の最新の状況に触れているところを引用する。 ロマン・キム第一信(『宝石』1956年10月号、原卓也訳) ここ数年間というもの、ソヴェートの探偵文学は量的にも質的にも飛躍を続けております。主要な位置を占めておるのは云うまでもなくスパイ小説です。――外国の密使がいかにしてソ同盟に潜入し、秘密の工作を行うか、またソヴェートの偵察兵がいかにして彼らの正体を見破るか、といったたぐいのものです。しかし、最近のわが国には、犯罪とか、或いはソヴェートの探偵の活躍などに関する純然たる探偵小説も現われはじめました。例えばアダーモフの「複雑な事件」など。この秋にはモスクワで探偵小説を含む冒険小説の諸問題に関する第一回全同盟会議が開かれます。数百名の作家が参集し、当面の諸問題を審議するはずです。わが国の新聞雑誌には、もう一連の論文が現われておりますが、その中で、探偵小説というものは主題の興味や独特の構成のほかに、登場人物の性格とか全体の背景とかの巧みな描出によっても優れたものでなければならないという希望を、批評家や読者が表明しております。 わが国ではイギリス、アメリカ、フランスの作家の作品で政治的、社会的テーマが取扱われているようなものに深い関心が示されております。その意味でグレアム・グリーンの長篇「静かなるアメリカ人」(もうこちらの雑誌に掲載されたのです)はソヴェート読者の興味をひきました。またクイーンの「帝王死す」とか、大都市における腐敗堕落(コラプシオン)の光景が示されているチャンドラーの「さらば愛しき女よ」とか、「長いお別れ」などのような作品にも深い関心が寄せられております。 ロマン・キム第二信(『宝石』1957年1月号、原卓也訳) ごく近いうちに、ソ同盟で本格的探偵小説が発表されます。民警と犯罪者との闘いを描いたヴァレンチン・イワノフの「黄色いメタル」と、モスクワ捜査局の活動を扱ったアダモフの「さまざまな人の事件」がそれです。後者は一九五六年の雑誌「青春(ユーノスチ)」に載ったものでその雑誌は既に一月前木村浩さんに送りました。しかしこの長篇は単行本としてはまだ出ておりません。その後直ぐスパイ小説が出ます――エヌ・アターロフの「変名の死」と、ヴォエヴォディンのものと、タルンチスの「固い合金」がそれです。ポーランド語からの翻訳中篇「静かなる戦線」(東独に於ける西独スパイ組織の活動を扱ったもの)や、中国語からの翻訳で、中国作家の驚険中短篇小説集「謎の数字」も出ます。 レニングラードでは目下イギリスの作家プリイストリの「危険な転換」が上演されています。これは本格探偵作品ではありませんが、疑いもなく心理的スリラアです。 (中略) 小生は木村浩さんに、「さまざまな人の事件」を読んだら、その作品の筋を先生に伝えるよう手紙を出しておきました。多分この作品は日本語に訳されるのでしょう。 ロマン・キム第三信(『宝石』1957年8月号、木村浩訳) わがソ連邦では、探偵小説に対する興味が、それも特に本格探偵小説に対するそれが非常に高まっています。最近、コナン・ドイルの大きな選集の新版がでました。雑誌「外国文学」は、近々、今日の欧米の探偵小説の特集号をだす予定です。 (中略) 最近は、犯罪摘発をめぐるソヴェト捜査局及び民警の活躍に関する探偵小説が人気をよんでいます。(改段落)アダーモフの「ぐれん隊事件」につづいて、ブレスト及びランスキイの「見えない前線」、レフ・シェイニンの「探偵の手記」、ロイズマンの「狼」その他が出版されました。(改段落)わが国の文学において、かつてこれほど沢山の探偵小説があらわれたことはありません。もちろん、英米のそれと比較しますれば、わが国での探偵物の出版はそれほど多いとは申せませんが、しかし、過去と比較すれば、現在はかつて今まで見なかったほど多量の本が出たというわけです。 (中略) わが国でも多勢の学者、ジャーナリスト、エンジニヤ――一口にいってハイブラウな人々――は、クリスティ、クロフツ、クイーン、ブレイク、ウールリッチ、アイルズその他をよんでいます。多くの人々の机の上やポケットのなかに、ペンギンのマークのついたポケットブックを見かけることができます。 当時のソ連で反スパイ小説(引用文中では単に「スパイ小説」)が流行っていたことがロマン・キムの第一信からも確認できる。そのスパイ小説全盛の時代の中で出てきた最初の本格的な探偵小説として、アダモフの「複雑な事件」「さまざまな人の事件」「ぐれん隊事件」が挙がっているが、これはおそらくすべて前述の『雑色事件』(まだら事件)を指していると思われる。 「冒険小説(プリクリュチェーニヤ)」(探偵小説・探検小説・SF小説等の総称)に関する積極的な議論も行われていたようで、一般的なイメージにある「ソ連では推理小説は流行らなかった」という気配は微塵も感じさせない(もっとも、ロマン・キムはいわばソ連を代表して自国の推理小説を「宣伝」しているわけなので、いくらか割り引いて見るのが適切かもしれない)。 第四節 程小青の探偵小説論(1957年) 上原草さんのブログ「中国推理小説研究会」程小青 探偵小説論 その1(2009年5月10日) 程小青 探偵小説論 その2(2009年5月11日) 程小青 探偵小説論 その3(2009年5月12日) 程小青 探偵小説論 オールド上海の時代は?(2009年5月14日) この時期は、前述の程小青や孫了紅も、反特小説やスリラー小説(驚険小説/惊险小说)を書いている。作者にも読者にも、選ぶ余地はなかったのである。 1950年代の中国の反特小説は、ストーリーよりも政治性、思想性が強調され、また登場人物も類型的なものになり、誰が善人で誰が悪人かが一読してすぐ分かるようになっており、旧来の探偵小説の面白さは失われてしまった。このような問題点は1960年代になるとある程度改善される。また、1960年代には、大規模な詐欺事件を扱った作品や、警察官の生活を描いた作品など、異なる趣を持つ探偵小説も少しずつ書かれるようになる。 第五節 文化大革命期の"写本"現象 【主要参考文献:老蔡(ラオツァイ)(2009)「百年華文推理簡史 七、“文革”中的地下偵探小説」】 第三節で述べたように、ソ連では1956年にアダモフ『雑色事件』が発表され、スパイ小説一辺倒だった状況から脱し、警察が事件を捜査するような通常の推理小説が刊行されてるようになっていった。「共産圏では推理小説は発達しない」と思っている人は少なくないと思うが、それはまったくの誤りで、『雑色事件』以降、ソ連の推理小説の伝統は絶えることなく連綿と続いている。 一方中国では、1960年代半ばより文化大革命による文化の大弾圧が始まり、それまで刊行されていたソ連影響下の「反特小説」(反スパイ小説)すら刊行が許されなくなった。この時期には書籍に代わって、紙にペンで書きつけた「写本」の形で民衆の間に物語が広まった(こちらで写真が見られる)。写本として広まった物語の中には、50年代から60年代にかけての反特小説にストーリーの起伏やサスペンスを加えた変異形や、スリラー小説も多く含まれ、ひそか流行していたという。 第六節 1940年代末~1970年代の代表的な作品 李長声(リーチャンション)(2002)「中国のミステリー事情 大衆文学への渇望」では、1950年代から1970年代まで、「中国の探偵小説に見るべきものはほとんどない」とされている。ただし、反特小説の中でも、陸石(りく せき/ルー シー)と文達(ぶんたつ/ウェン ダー/文达)の共著による短編小説「双鈴馬蹄表(そうれいばていひょう)」(双铃马蹄表)や、白樺(はっか/バイフア/白桦)の短編小説「無鈴的馬幇(ぶれいてきばほう)」(无铃的马帮)は佳作といえるという。前者は「国慶十点鍾(こっけいじってんしょう)」(国庆十点钟、1956)というタイトルで、後者は「神秘的旅伴(しんぴてきりょはん)」(1955)というタイトルで映画化されている。 20世紀の中国ミステリの短編を集めた前述のアンソロジー『20世紀中国偵探小説精選』(2002年、全4巻)で、この時期を対象とする第2巻の収録作は以下のとおりである。 老蔡(ラオツァイ)(2009)によると、この時期はすべての探偵小説が反特小説だったわけではない。たとえば、国翹(こっきょう/グオチャオ/国翘)の短編「一件積案」(一件积案)は、欧米の黄金時代の作品を思わせる古典的な謎解き小説で、この年代にはなかなか得難い好編だという。これと同じようなタイプの作品として、ラオツァイ氏は弍丁(じてい/アルディン)の短編「一具無名屍体的秘密」(一具无名尸体的秘密)を挙げている。 『20世纪中国侦探小说精选(1950-1979) 谁是凶手』(誰是凶手)(=犯人は誰だ)白樺「無鈴的馬幇」 陸石・文達「双鈴馬蹄表」 国翹「一件積案」 弍丁「一具無名屍体的秘密」 賀慈航(が じこう/フー ツーハン/贺慈航)・樊家信(はん かしん/ファン ジアシン)「神秘的解剖室」 高現(こう げん/ガオ シエン/高现)「誰是凶手」(谁是凶手) 陸長源(りく ちょうげん/ルー チャンユアン/陆长源)「蛛糸馬跡」(蛛丝马迹) 葉一峰(よういつほう/イエ イーフォン/叶一峰)「一件殺人案」(一件杀人案) 王亜平(おう あへい/ワン ヤーピン/王亚平)「神聖的使命」(神圣的使命) ※ 王亜平 … 1980年刊行の長編ミステリ『刑警隊長』はロングセラーになった。 第七節 邦訳された1950年代~1970年代の中国探偵小説 【2011年7月31日、加筆】 柯藍(コーラン) 「鴉の告発」 (『探偵実話』1952年第2号) 参考文献 中国ミステリ史 参考文献 (新しいウィンドウで開きます) 第三章 更新履歴 2011年2月3日:公開 2011年8月7日「第一節 中華人民共和国の成立とソ連探偵小説の流入」の記述内容を訂正。 「第二節 中国の探偵作家とソ連の探偵作家の交流」を新設。 「第三節 1950年代のソ連探偵小説界」を新設。 「第六節 邦訳された1950年代~1970年代の中国探偵小説」に柯藍(コーラン)「鴉の告発」を追加。 『中国ミステリ史 第一章』(19世紀末~1910年代) 『中国ミステリ史 第二章』(1910年代~1940年代) 『中国ミステリ史 第三章』(1940年代末~1970年代) ←今見ているページ 『中国ミステリ史 第四章』(1970年代末~1990年代) 『中国ミステリ史 第五章』(1990年代末~21世紀初頭) 『中国ミステリ史 第六章』(現代)
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No.472 レアリティ:☆☆☆☆ ライフ:1 必要アビリティ:パワー3 スキル2 攻撃力/防御力:40/10 アビリティ:パワー1 スキル1 テキスト 近距離にしか出せない。 アナリスタをアタックした近距離にいるキャラが捨て札になる場合、 防御力を上回るダメージを下のカードに与え、そのキャラをロールする。 近距離 収録セット 第5弾 逢魔の女王編(アナリスタ・アルドラ・アイリ・アレイン・リスティ・ユーミル・カトレア・ニクス・メナス・メルファ) イラストレーター F.S アナリスタの必殺技・・ではあるのだが、効果範囲の制限が厳しく今一使い勝手が悪い。 弟子と協力した「アナリスタ ツインラリアット」にフィニッシャーは任せたい。
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2012年9月1日 最終更新:2018年11月6日(ページ末尾の「更新履歴」参照のこと) 1959年4月に創刊された東京創元社、《創元推理文庫》の非英語圏作品一覧。 (「非英語圏作品」だと日本の作品も含むことになるが、日本の作品はリスト化していない。創元推理文庫で刊行された海外ミステリの非英語圏作品の一覧である。) 関連ページ:ポケミス非英語圏作品一覧(早川書房、1953年9月創刊) Index 創元推理文庫/海外ミステリ/非英語圏・非フランス語圏作品一覧 創元推理文庫/海外ミステリ/フランス語圏作品一覧 創元推理文庫/海外ミステリアンソロジー/非英語圏作品一覧 おまけ1:創元推理文庫/ホラー&ファンタジイ/非英語圏作品一覧 おまけ2:創元SF文庫/非英語圏作品一覧 参考文献 更新履歴 創元推理文庫/海外ミステリ/非英語圏・非フランス語圏作品一覧 著者 タイトル 訳者 出版年月 # 原題(年) 備考 ラテンアメリカ(特記なき場合、原語はスペイン語) パコ・イグナシオ・タイボ二世(メキシコ) 影のドミノ・ゲーム 田中一江 1995年1月 Mタ2-1 Sombra De La Sombra (1986) 英語からの重訳 スウェーデン(スウェーデン語) ヤーン・エクストレム 誕生パーティの17人 後藤安彦 1987年1月 Mエ1-1 Ättestupan (1975) ヘニング・マンケル 殺人者の顔 柳沢由実子 2001年1月 Mマ13-1 Mördare utan ansikte (1991) リガの犬たち 柳沢由実子 2003年4月 Mマ13-2 Hundarna i Riga (1992) 白い雌ライオン 柳沢由実子 2004年9月 Mマ13-3 Den vita lejoninnan (1993) 笑う男 柳沢由実子 2005年9月 Mマ13-4 Mannen som log (1994) 目くらましの道【上下巻】 柳沢由実子 2007年2月 Mマ13-5,6 Villospår (1995) 英国推理作家協会ゴールド・ダガー賞、フランス・ミステリ批評家賞 タンゴステップ【上下巻】 柳沢由実子 2008年5月 Mマ13-7,8 Danslärarens återkomst (2000) 五番目の女【上下巻】 柳沢由実子 2010年8月 Mマ13-9,10 Den 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悪女は自殺しない 酒寄進一 2015年6月 Mノ4-3 シリーズ第1作 死体は笑みを招く 酒寄進一 2016年10月 Mノ4-4 シリーズ第2作 穢れた風 酒寄進一 2017年10月 Mノ4-5 シリーズ第5作 悪しき狼 酒寄進一 2018年10月 Mノ4-6 シリーズ第6作 フォルカー・クッチャー(ドイツ) 濡れた魚【上下巻】 酒寄進一 2012年8月 Mク18-1,2 Der nasse Fisch (2007) 死者の声なき声【上下巻】 酒寄進一 2013年8月 Mク18-3,4 Der stumme Tod (2009) ゴールドスティン【上下巻】 酒寄進一 2014年7月 Mク18-5,6 Goldstein (2010) アンドレアス・グルーバー(オーストリア) 夏を殺す少女 酒寄進一 2013年2月 Mク19-1 Rachesommer (2010) 黒のクイーン 酒寄進一 2014年1月 Mク19-2 Schwarze Dame (2007) 月の夜は暗く 酒寄進一 2016年2月 Mク19-3 刺青の殺人者 酒寄進一 2017年4月 Mク19-4 バルドゥイン・グロラー(オーストリア) 探偵ダゴベルトの功績と冒険 垂野創一郎 2013年4月 Mク20-1 Detektiv Dagoberts Taten und Abenteuer シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(1) ドイツ語圏編 ヴォルフラム・フライシュハウアー(ドイツ) 消滅した国の刑事 北川和代 2013年6月 Mフ28-1 Torso (2011) シャルロッテ・リンク(ドイツ) 沈黙の果て【上下巻】 浅井晶子 2014年9月 Mリ7-1,2 Am Ende des Schweigens (2003) 失踪者【上下巻】 浅井晶子 2017年1月 Mリ7-3,4 ペトラ・ブッシュ(ドイツ) 漆黒の森 酒寄進一 2015年2月 Mフ31-1 フェルディナント・フォン・シーラッハ(ドイツ) 犯罪 酒寄進一 2015年4月 Mシ15-1 2011年刊行作品の文庫化 罪悪 酒寄進一 2016年2月 Mシ15-2 2012年刊行作品の文庫化 コリーニ事件 酒寄進一 2017年12月 Mシ15-3 2013年刊行作品の文庫化 禁忌 酒寄進一 2018年12月? 刊行予定。2015年刊行作品の文庫化 フレドゥン・キアンプール(ドイツ) 幽霊ピアニスト事件 酒寄進一 2015年9月 Mキ12-1 『この世の涯てまで、よろしく』改題文庫化 ニーナ・ブラジョーン(ドイツ) 獣の記憶 遠山明子 2015年10月 Mフ34-1 ライナー・レフラー(ドイツ) 人形遣い 事件分析官アーベル&クリスト 酒寄進一 2015年10月 Mレ8-1 ウルズラ・ポツナンスキ(オーストリア) 古城ゲーム 酒寄進一 2016年4月 Mホ11-1 ザーシャ・アランゴ(ドイツ) 悪徳小説家 浅井晶子 2016年7月 Mア16-1 シュテファン・スルペツキ(オーストリア) 探偵レミングの災難 北川和代 2017年7月 Mス15-1 天国通り殺人事件 北川和代 2018年7月 Mス15-2 アンドレアス・フェーア(ドイツ) 弁護士アイゼンベルク 酒寄進一 2018年4月 Mフ37-1 オランダ(オランダ語) ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンク アムステルダムの異邦人 池央耿 1981年1月 Mウ17-1 Het lijk in de Haarlemmer Houttuinen (1975) 英題:Outsider in Amsterdam オカルト趣味の娼婦 池央耿 1981年5月 Mウ17-2 Buitelkruid (1976) 英題:Tumbleweed 大道商人の死 池央耿 1987年5月 Mウ17-3 De dood van een marktkoopman (1977) 英題:Death of a Hawker スペイン(特記なき場合、原語はスペイン語) マヌエル・バスケス・モンタルバン 楽園を求めた男 田部武光 1985年8月 Mモ4-1 Los Mares Del Sur (1979) フランス語からの重訳/フランス推理小説大賞、スウェーデン推理作家アカデミー賞 死の谷を歩む男 田部武光 1986年4月 Mモ4-2 La Soledad Del Manager (1977) フランス語からの重訳 R・リーバス、S・ホフマン 偽りの書簡 宮﨑真紀 2016年5月 Mリ8-1 マルク・パストル(カタルーニャ語作家) 悪女 白川貴子 2018年3月 Mハ24-1 ギリシャ(ギリシャ語) アンドニス・サマラキス きず 小池滋 1987年10月 Mサ2-1 Το λάθος (1965) フランス推理小説大賞(1970年) ブルガリア(ブルガリア語) アンドレイ・グリャシキ 007は三度死ぬ 深見弾 1985年8月 Mフ10-7 Срещу 07 (1966) 『ミステリマガジン』1967年2月号に『ザホフ対07』のタイトルで訳載(袋一平訳) ※注記したもの以外にも重訳の作品はあるかもしれない。 創元推理文庫/海外ミステリ/フランス語圏作品一覧 数え方にもよるが、以下では32人、164冊をリストアップしている(2017年11月発売のグザヴィエ=マリ・ボノ『狩人の手』までをカウント)。 冊数の多い作家ジェラール・ド・ヴィリエ … 50冊 カトリーヌ・アルレー … 25冊 モーリス・ルブラン … 23冊 ジョルジュ・シムノン … 12冊 ボワロ&ナルスジャック … 6冊 ミッシェル・ルブラン、セバスチアン・ジャプリゾ、フレッド・ヴァルガス … 各5冊 1990年代には創元推理文庫でフランス語圏の作品は1冊も出版されていない。(ちなみに、早川書房のポケミスでも1990年代にはフランス語圏のミステリは1冊しか出版されなかった) 創元推理文庫に収録されたのが早い作家から順に並べた。 2000年代以降に新訳が出たものについては【新訳】と示した。 著者 タイトル 訳者 出版年月 # 備考 ガストン・ルルー 黄色い部屋の謎 宮崎嶺雄 1965年6月 Mル2-1 旧訳は水谷準訳(1959年5月) 黒衣婦人の香り 石川湧 1976年3月 Mル2-2 2008年の復刊フェアで新カバー化 ジョルジュ・シムノン(ベルギー) 男の首/黄色い犬 宮崎嶺雄 1969年5月 Mシ1-1 『男の首』(1959年9月)、『黄色い犬』(1959年9月)合本 13の秘密/第1号水門 大久保輝臣 1963年8月 Mシ1-2 『13の秘密』改題 ゲー・ムーランの踊子 他 安堂信也 1973年9月 Mシ1-3 『ゲー・ムーランの踊子』(1959年11月)、『三文酒場』(1960年8月)合本 猫―ねこ― 三輪秀彦 1985年1月 Mシ1-4 サン・フィアクル殺人事件 三輪秀彦 1960年4月 Mシ1-5 『サン・フィアクルの殺人』改題 怪盗レトン 木村庄三郎 1960年5月 Mシ1-6 オランダの犯罪 宗左近 1960年9月 Mシ1-7 アルザスの宿 原千代海 1960年11月 Mシ1-8 メグレ警部と国境の町 三輪秀彦 1961年1月 Mシ1-9 港の酒場で 木村庄三郎 1961年4月 Mシ1-10 死んだギャレ氏 宗左近 1961年7月 Mシ1-11 影絵のように 望月芳郎 1961年8月 Mシ1-12 ボワロ&ナルスジャック 女魔術師 江口清 1961年7月 Mホ2-1 技師は数字を愛しすぎた 大久保和郎 1960年3月 Mホ2-2 2012年4月【新版】 思い乱れて 大久保和郎 1959年10月 Mホ2-3 呪い 大久保和郎 1963年4月 Mホ2-4 仮面の男 井上勇 1964年7月 Mホ2-5 犠牲者たち 石川湧 1967年8月 Mホ2-6 カトリーヌ・アルレー わらの女 安堂信也 1964年8月 Mア5-1 大いなる幻影/死者の入江 安堂信也 1973年9月 Mア5-2 『大いなる幻影』(1968年11月)、『死者の入江』(1962年4月)合本 黄金の檻/泣くなメルフィー 安堂信也 1974年8月 Mア5-3 『黄金の檻』(1963年4月)、『泣くなメルフィー』(1964年12月)合本 死の匂い 望月芳郎 1963年10月 Mア5-4 目には目を 安堂信也 1961年1月 Mア5-5 二千万ドルと鰯一匹 安堂信也 1974年12月 Mア5-6 剣に生き、剣に斃れ 荒川浩充 1975年4月 Mア5-7 犯罪は王侯の楽しみ 安堂信也 1975年6月 Mア5-8 2014年の復刊フェアで新カバー・新解説 決闘は血を見てやめる 鈴木豊 1975年8月 Mア5-9 黒頭巾の孤島 安堂信也 1976年2月 Mア5-10 死ぬほどの馬鹿 安堂信也 1976年10月 Mア5-11 さよならメラニー 荒川浩充 1978年1月 Mア5-12 『またもや大いなる幻影』改題 砂の鎧 安堂信也 1979年6月 Mア5-13 地獄でなぜ悪い 安堂信也 1979年10月 Mア5-14 三つの顔 窪田般彌 1980年3月 Mア5-15 共犯同盟 小野萬吉 1980年10月 Mア5-16 死体銀行 加藤尚宏 1981年6月 Mア5-17 理想的な容疑者 荒川浩充 1981年12月 Mア5-18 2010年の復刊フェアで新カバー化/フランス冒険小説大賞(1981年) 白墨の男 安堂信也 1982年12月 Mア5-19 罠に落ちた女 安堂信也 1983年9月 Mア5-20 呪われた女 安堂信也 1984年4月 Mア5-21 21のアルレー 安堂信也 1985年6月 Mア5-22 死神に愛された男 安堂信也 1986年2月 Mア5-23 アラーム! 安堂信也 1987年3月 Mア5-24 疑惑の果て 安堂信也 1988年2月 Mア5-25 ミッシェル・ルブラン 殺人四重奏 鈴木豊 1961年4月 Mル3-1 旧訳は鈴木豊・河村正夫訳(1961年4月)/フランス推理小説大賞(1956年) 贋作/モンタージュ写真 望月芳郎・三輪秀彦 1972年12月 Mル3-2 *注1 未亡人 鈴木豊 1972年7月 Mル3-3 まちがえた番号/ストリッパーの死 鈴木豊 1973年4月 Mル3-4 ミッドウェイ水爆実験/自殺志願者 鈴木豊 1973年11月 Mル3-5 ノエル・カレフ 死刑台のエレベーター 宮崎嶺雄 1970年5月 Mカ2-1 2010年7月【新版】 その子を殺すな 宮崎嶺雄 1961年8月 Mカ2-2 パリ警視庁賞(1956年) ミラクル・キッド 宮崎嶺雄 1963年8月 Mカ2-3 『名も知れぬ牛の血』改題 フレッド・カサック 殺人交叉点 平岡敦【新訳】 2000年9月 Mカ8-1 フランス・ミステリ批評家賞 *注2 セバスチアン・ジャプリゾ シンデレラの罠 平岡敦【新訳】 2012年2月 Mシ2-1 旧訳は1964年11月、望月芳郎訳/フランス推理小説大賞(1963年) 寝台車の殺人者 望月芳郎 1966年10月 Mシ2-2 新車のなかの女 平岡敦【新訳】 2015年7月 Mシ2-3 旧訳は1968年10月、望月芳郎訳『新車の中の女』/英国推理作家協会 最優秀外国作品賞 殺意の夏 望月芳郎 1980年9月 Mシ2-4 スウェーデン推理作家アカデミー賞 長い日曜日 田部武光 2005年3月 Mシ2-5 モーリス・ルブラン 怪盗紳士リュパン 石川湧 1965年6月 Mル1-1 リュパン対ホームズ 石川湧 1965年7月 Mル1-2 水晶の栓 石川湧 1965年9月 Mル1-3 奇巌城 石川湧 1965年10月 Mル1-4 リュパンの告白 井上勇 1966年3月 Mル1-5 金三角 石川湧 1972年12月 Mル1-6 虎の牙 井上勇 1973年3月 Mル1-7 カリオストロ伯爵夫人 井上勇 1973年1月 Mル1-8 謎の家 井上勇 1973年7月 Mル1-9 緑の目の令嬢 石川湧 1973年1月 Mル1-10 二つの微笑を持つ女 井上勇 1972年11月 Mル1-11 『ふたつの微笑を持つ女』改題 バール・イ・ヴァ荘 石川湧 1973年8月 Mル1-12 特捜班ヴィクトール 井上勇 1973年10月 Mル1-13 赤い数珠 井上勇 1974年1月 Mル1-14 カリオストロの復讐 井上勇 1973年6月 Mル1-15 オルヌカン城の謎 井上勇 1973年5月 Mル1-16 ジェリコ公爵 井上勇 1974年4月 Mル1-17 リュパンの冒険 南洋一郎 1965年10月 Mル1-18 綱渡りのドロテ 三好郁朗 1986年12月 Mル1-19 ノー・マンズ・ランド 大友徳明 1987年7月 Mル1-20 三つの目 田部武光 1987年10月 Mル1-21 バルタザールの風変わりな毎日 三輪秀彦 1987年11月 Mル1-22 リュパン、最後の恋 高野優監訳池畑奈央子訳 2013年7月 Mル1-23 クロード・アヴリーヌ U路線の定期乗客 三輪秀彦 1977年6月 Mア13-1 ブロの二重の死 三輪秀彦 1983年6月 Mア13-2 ジェラール・ド・ヴィリエ SAS/セーシェル沖暗礁地帯 伊東守男 1978年12月 Mウ18-1 SAS/イスタンブール 潜水艦消失 伊東守男 1979年2月 Mウ18-2 SAS/イラン CIA対マルコ 大友徳明 1979年3月 Mウ18-3 SAS/ソマリア 人質奪回作戦 鈴木豊 1979年3月 Mウ18-4 SAS/ニューヨーク 大追跡 鈴木豊 1979年4月 Mウ18-5 SAS/日本連合赤軍の挑戦 鈴木豊 1979年6月 Mウ18-6 SAS/ヨルダン国王の危機 飯島宏 1979年8月 Mウ18-7 SAS/ブルンジ スパイ衛星墜落 小野萬吉 1979年9月 Mウ18-8 SAS/怒りのベルファスト 小野萬吉 1979年11月 Mウ18-9 SAS/鄧小平の密命 三輪秀彦 1979年11月 Mウ18-10 SAS/リオ マンガン鉱争奪戦 鈴木豊 1979年12月 Mウ18-11 SAS/シンガポール 華僑の秘密 飯島宏 1980年2月 Mウ18-12 SAS/ロンドン スパイ連合作戦 大友徳明 1980年2月 Mウ18-13 SAS/クワイ河の黄金 小野萬吉 1980年3月 Mウ18-14 SAS/ケネディ秘密文書 加藤尚宏 1980年4月 Mウ18-15 SAS/エチオピア皇帝の宝 鈴木豊 1980年5月 Mウ18-16 SAS/ローデシアの陰謀 飯島宏 1980年7月 Mウ18-17 SAS/ワルシャワ 同志を売る男 小野萬吉 1980年7月 Mウ18-18 SAS/カリブ海 ハリケーン作戦 田部武光 1980年8月 Mウ18-19 SAS/モンテビデオの天使 小野萬吉 1980年10月 Mウ18-20 SAS/インディアン狩り 小野萬吉 1980年10月 Mウ18-21 SAS/伯爵夫人の舞踏会 飯島宏 1980年12月 Mウ18-22 SAS/カンボジア式ルーレット 荒川浩充 1980年12月 Mウ18-23 SAS/バグダッドの黒豹 飯島宏 1981年2月 Mウ18-24 SAS/北極圏の逃亡者 小野萬吉 1981年3月 Mウ18-25 SAS/アンゴラ 独立前夜 小野萬吉 1981年4月 Mウ18-26 SAS/サイゴン サンライズ作戦 飯島宏 1981年4月 Mウ18-27 SAS/寄港地パゴ・パゴ 田部武光 1981年6月 Mウ18-28 SAS/香港 三人の未亡人 三輪秀彦 1981年7月 Mウ18-29 SAS/アメリカ 石油封鎖ショック 飯島宏 1981年7月 Mウ18-30 SAS/リスボン KGB秘密計画 秋本紀夫 1981年9月 Mウ18-31 SAS/バリ島の狂気 田部武光 1981年10月 Mウ18-32 SAS/ゲバラ万歳! 飯島宏 1981年10月 Mウ18-33 SAS/ザイール レッド・アイ・ミサイル 三輪秀彦 1981年11月 Mウ18-34 SAS/ラオス 黄金の三角地帯 田部武光 1981年12月 Mウ18-35 SAS/ハイチ 黒犬に化けた男 三輪秀彦 1982年1月 Mウ18-36 SAS/ニカラグアの十字軍 秋本紀夫 1982年2月 Mウ18-37 SAS/ボリビアのナチ狩り 三輪秀彦 1982年3月 Mウ18-38 SAS/ベイルートの連続殺人 田部武光 1982年4月 Mウ18-39 SAS/セイロン 舎利塔の秘宝 飯島宏 1982年5月 Mウ18-40 SAS/チェックポイント・チャーリー 佐藤到 1982年6月 Mウ18-41 SAS/ハワイ CIA危機一髪 飯島宏 1982年7月 Mウ18-42 SAS/ザンジバルのために死す 三輪秀彦 1982年9月 Mウ18-43 SAS/コロンビアの決闘 飯島宏 1982年10月 Mウ18-44 SAS/イスラエル 嘆きの壁の女 田部武光 1982年11月 Mウ18-45 SAS/サンチアゴ 冷たい手の男 荒川浩充 1982年12月 Mウ18-46 SAS/ハンガリー 我が祖国 飯島宏 1982年12月 Mウ18-47 SAS/アブダビ 王宮の陰謀 三輪秀彦 1983年2月 Mウ18-48 SAS/マルタを見て死ね 三輪秀彦 1983年3月 Mウ18-49 SAS/エル・サルバドル 殺人指令 田部武光 1983年4月 Mウ18-50 ピエール・マニャン アトレイデスの血 三輪秀彦 1981年4月 Mマ19-1 パリ警視庁賞(1978年) スタニスラス=アンドレ・ステーマン(ベルギー) 殺人者は21番地に住む 三輪秀彦 1983年12月 Mス4-1 六死人 三輪秀彦 1984年8月 Mス4-2 フランス冒険小説大賞(1931年) ギ・デ・カール 破戒法廷 三輪秀彦 1984年4月 Mテ3-1 ドミニク・フェルナンデス シニョール・ジョヴァンニ 田部武光 1984年7月 Mフ18-1 ブリス・ペルマン 穢れなき殺人者 荒川浩充 1984年9月 Mヘ5-1 顔のない告発者 荒川浩充 1985年5月 Mヘ5-2 モーリス・ドニュジエール 暗号名はフクロウ 小野萬吉 1985年4月 Mト8-1 パスカル・レネ 三回殺して、さようなら 田中淳一 1988年6月 Mレ6-1 ジャン=ジャック・フィシュテル 私家版 榊原晃三 2000年12月 Mフ14-1 フランス推理小説大賞(1994年) ジャン=クリストフ・グランジェ クリムゾン・リバー 平岡敦 2001年1月 Mク11-1 2018年11月【新版】 コウノトリの道 平岡敦 2003年7月 Mク11-2 狼の帝国 高岡真 2005年12月 Mク11-3 フレッド・ヴァルガス 死者を起こせ 藤田真利子 2002年6月 Mウ12-1 フランス・ミステリ批評家賞、英国推理作家協会インターナショナル・ダガー賞 青チョークの男 田中千春 2006年3月 Mウ12-2 英国推理作家協会インターナショナル・ダガー賞 論理は右手に 藤田真利子 2008年4月 Mウ12-3 裏返しの男 田中千春 2012年1月 Mウ12-4 フランス・ミステリ批評家賞 彼の個人的な運命 藤田真利子 2012年8月 Mウ12-5 モーリス・ルヴェル 夜鳥(よどり) 田中早苗 2003年2月 Mル4-1 ジャン=ピエール・ノーグレット ハイド氏の奇妙な犯罪 三好郁朗 2003年10月 Mノ2-1 カトリーヌ・キュッセ ジェーンに起きたこと 長谷川沙織 2004年7月 Mキ4-1 アンドレア・H・ジャップ 殺人者の放物線 藤田真利子 2006年8月 Mシ10-1 ジャン=クロード・イゾ 失われた夜の夜 高橋啓 2007年2月 Mイ3-1 トロフェ813受賞 ジャック・ルーボー 麗しのオルタンス 高橋啓 2009年1月 Mル5-1 誘拐されたオルタンス 高橋啓 2017年2月 Mル5-2 マルセル・F・ラントーム 騙し絵 平岡敦 2009年10月 Mラ6-1 ピエール・シニアック ウサギ料理は殺しの味 藤田宜永 2009年12月 Mシ12-1 カミ ルーフォック・オルメスの冒険 高野優 2016年5月 Mカ14-1 『ミステリーズ!』vol.77で特集 ジョエル・ディケール(スイス) ハリー・クバート事件【上下巻】 橘明美 2016年11月 Mテ15-1,2 2014年刊行作品の文庫化 グザヴィエ=マリ・ボノ 狩人の手 平岡敦 2017年11月 Mホ14-1 注1:ミッシェル・ルブラン『贋作/モンタージュ写真』(1972年12月) - 『不許複製』(1962年2月)と『モンタージュ写真』(1963年3月)の合本。『不許複製』は合本時に『贋作』に改題。 注2:フレッド・カサック『殺人交叉点』(2000年9月) - 1962年7月に創元推理文庫で『連鎖反応』(諏訪正訳)が単独で出版され、1979年には「殺人交差点」(荒川浩充訳)と「連鎖反応」(荒川浩充の新訳)を収録した『殺人交差点』が出版された。そして2000年9月には、収録2作を平岡敦が新訳した『殺人交叉点』が出版された。 創元推理文庫/海外ミステリアンソロジー/非英語圏作品一覧 江戸川乱歩編『世界短編傑作集』【全5巻】(1960年7月 - 1961年5月)第1巻 - アントン・チェホフ「安全マッチ」 - ロシア 第2巻 - モーリス・ルブラン「赤い絹の肩かけ」 - フランス 第2巻 - バルドゥイン・グロルラー「奇妙な跡」 - オーストリア(ドイツ語) エラリー・クイーン編『ミニ・ミステリ傑作選』(1975年10月)W・ハイデンフェルト「月の光」 - 南アフリカ(1911年、ベルリン生まれ。執筆は英語だと思われる) フェレンツ・モルナール(名-姓)「最善の策」 - ハンガリー ミゲル・デ・セルバンテス「サンチョ・パンサの名探偵ぶり」 - スペイン アントン・チェーホフ「子守歌」 - ロシア アレクサンドル・デュマ「ナイフの男」 - フランス ギイ・ド・モーパッサン「復讐」 - フランス ギイ・ド・モーパッサン「正義の費用」 - フランス ヴォルテール「犬と馬」 - フランス オットー・ペンズラー編『魔術ミステリ傑作選』(1979年8月)マニュエル・ペイロウ「ジュリエットと奇術師」 - アルゼンチン(スペイン語) エドワード・D・ホウク(エドワード・D・ホック)編『最後のチャンス――年刊ミステリ傑作選 78』(1982年5月)ポール・セルー「犯人(ホシ)はシロ」 - フランス ピーター・ゴドフリ「殺人の治し方」 - 南アフリカ(執筆は英語だと思われる) ピーター・ヘイニング編『ディナーで殺人を』【上下巻】(1998年1月)上巻 - ガストン・ルルー「胸像たちの晩餐」 - フランス 上巻 - アルフォンス・ドーデー「三つの読唱ミサ」 - フランス 上巻 - アレクサンドル・プーシキン「葬儀屋」 - ロシア 下巻 - ジョルジュ・シムノン「競売の前夜」 - ベルギー(フランス語) おまけ1:創元推理文庫/ホラー&ファンタジイ/非英語圏作品一覧 1969年2月に創元推理文庫の「怪奇と冒険」部門としてスタート。1989年から「ホラー&ファンタジイ」部門という名称に。1991年まで使用されていた分類マークでは「帆船マーク」。 日本の作品は省略。 著者 タイトル 訳者 出版年月 # 分類 備考 フランス語 アレクサンドル・デュマ(フランス) 黒いチューリップ 宗左近 1971年3月 Fテ1-1 歴史ロマン 王妃の首飾り【上下巻】 大久保和郎 1972年4・5月 Fテ1-2,3 歴史ロマン マルセル・エイメ(フランス) 第二の顔 生田耕作 1972年3月 Fエ3-1 幻想小説 ジョリス=カルル・ユイスマンス(フランス) 彼方 田辺貞之助 1975年3月 Fユ1-1 幻想文学 ガストン・ルルー(フランス) ガストン・ルルーの恐怖夜話 飯島宏 1983年10月 Fル1-1 ホラー オペラ座の怪人 三輪秀彦 1987年1月 Fル1-2 ホラー ジャン・レー(ベルギー) 新カンタベリー物語 篠田知和基 1986年4月 Fレ2-1 幻想小説 ロラン・トポル(フランス) カフェ・パニック 小林茂 1988年1月 Fト3-1 奇妙な味 トーマス・オーウェン(ベルギー) 黒い玉――十四の不気味な物語 加藤尚宏 2006年6月 Fオ2-1 ホラー 青い蛇――十六の不気味な物語 加藤尚宏 2007年5月 Fオ2-2 ホラー ドイツ語 H・H・エーヴェルス(ドイツ) プラークの大学生 前川道介 1985年9月 Fエ2-1 幻想小説 エーリヒ・ケストナー(ドイツ) 消え失せた密画 小松太郎 1970年2月 Fケ1-1 ユーモア 雪の中の三人男 小松太郎 1971年11月 Fケ1-2 ユーモア 一杯の珈琲から 小松太郎 1975年9月 Fケ1-3 ユーモア ケルスティン・ギア(ドイツ) 紅玉(ルビー)は終わりにして始まり 遠山明子 2015年11月 Fキ4-1 ファンタジイ カイ・マイヤー(ドイツ) 魔人の地 嵐の王1 酒寄進一・遠山明子 2015年12月 Fマ11-1 ファンタジイ 第三の願い 嵐の王2 酒寄進一・遠山明子 2016年4月 Fマ11-2 ファンタジイ 伝説の都 嵐の王3 酒寄進一・遠山明子 2016年7月 Fマ11-3 ファンタジイ ロシア語 イワン・エフレーモフ(ソ連) アレクサンドロスの王冠【上下巻】 飯田規和 1979年6・9月 Fエ4-1,2 ファンタジイ チェコ語 ヤン・ヴァイス(チェコ) 迷宮1000 深見弾 1987年8月 Fウ3-1 幻想小説 2016年の復刊フェアで新カバー化 ※分類は『東京創元社 文庫解説総目録』より 『怪奇小説傑作集 4 フランス編』(1969年6月、【新版】2006年7月)(東京創元社公式サイト 内容紹介) 『怪奇小説傑作集 5 ドイツ・ロシア編』(1969年5月、【新版】2006年8月)(東京創元社公式サイト 内容紹介) S・P・ソムトウ(タイ)『ヴァンパイア・ジャンクション』(2001年9月、金子浩訳)(Vampire Junction (1984)) - タイの作家が英語で執筆した作品。著者は別名、ソムトウ・スチャリトクル。 アンソロジー平井呈一編『恐怖の愉しみ』上巻(1985年5月) - エルクマン=シャトリアン「見えない眼」 - フランス アル・サラントニオ編『999 聖金曜日』(2000年2月) - ピーター・シュナイダー「紛う方なき愚行」 - ドイツ おまけ2:創元SF文庫/非英語圏作品一覧 1963年9月に創元推理文庫のSF部門としてスタート。1991年に「創元SF文庫」として独立した。ここでは創元推理文庫のSF部門の作品も一緒に扱う。 日本の作品は省略。 著者 タイトル 訳者 出版年月 # 備考 フランス語 ジュール・ヴェルヌ(フランス) 月世界へ行く 江口清 1964年10月 SFウ1-1 地底旅行 窪田般彌 1968年11月 SFウ1-2 悪魔の発明 鈴木豊 1970年8月 SFウ1-3 オクス博士の幻想 窪田般彌 1970年11月 SFウ1-4 海底二万里 荒川浩充 1977年4月 SFウ1-5 動く人工島 三輪秀彦 1978年2月 SFウ1-6 八十日間世界一周 田辺貞之助 1976年3月 SFウ1-7 サハラ砂漠の秘密 石川湧 1972年3月 SFウ1-8 必死の逃亡者 石川湧 1972年6月 SFウ1-9 十五少年漂流記 荒川浩充 1993年8月 SFウ1-10 地軸変更計画 榊原晃三 2005年9月 SFウ1-11 ピエール・ブール(フランス) 猿の惑星 大久保輝臣 1968年7月 SFフ7-1 ジャック・ヴァレ(フランス) 異星人情報局 礒部剛喜 2003年5月 SFウ10-1 ドイツ語 ハインリッヒ・ハウザー(ドイツ) 巨人頭脳 松谷健二 1965年8月 SFハ18-1 K・H・シェール(ドイツ) 地底のエリート 松谷健二 1966年7月 SFシ1-1 地球人捕虜収容所 松谷健二 1968年3月 SFシ1-2 地球への追放者 松谷健二 1969年7月 SFシ1-3 宇宙船ピュルスの人々 松谷健二 1970年6月 SFシ1-4 テア・フォン・ハルボウ(ドイツ) メトロポリス 前川道介 1988年12月 SFハ16-1 FからSFに移動/2005年の復刊フェアで新カバー化/2018年の復刊フェアで復刊 ロシア語 アレクサンドル・ベリャーエフ(ソ連) ドウエル教授の首 原卓也 1969年1月 SFヘ3-1 2016年の復刊フェアで復刊 セルゲイ・スニェーゴフ(ソ連) 銀河の破壊者 深見弾 1983年12月 SFス4-1 ペルセウス座進攻 深見弾 1984年3月 SFス4-2 逆時間の環 深見弾 1985年3月 SFス4-3 チェコ語 カレル・チャペック(チェコ) 山椒魚戦争 松谷健二 1968年2月 SFチ1-1 『ロシア・ソビエトSF傑作集 上』(1979年3月) 『ロシア・ソビエトSF傑作集 下』(1979年4月) 『東欧SF傑作集 上』(1980年9月) 『東欧SF傑作集 下』(1980年11月) 文庫ではないが、2011年9月には東京創元社より『時間はだれも待ってくれない 21世紀東欧SF・ファンタスチカ傑作集』(高野史緒編)が刊行されている(東京創元社公式サイト 内容紹介)。 アンソロジージュディス・メリル編『年刊SF傑作選 5』(1973年9月)ヨゼフ・ネスワドバ(ヨゼフ・ネスヴァードバ)「第三帝国最後の秘密兵器」 - チェコ ロマン・ギャリー(ロマン・ガリー)「退廃」 - フランス ホセ・マリア・ヒロネリャ「赤い卵」 - スペイン ジュディス・メリル編『年刊SF傑作選 6』(1975年3月)ホルヘ・ルイス・ボルヘス「円環の廃墟」 - アルゼンチン(スペイン語) スチュアート・デイヴィッド・シフ編『マッド・サイエンティスト』(1982年4月)ヴィリエ・ド・リラダン「ハルリドンヒル博士の英雄的行為」 - フランス 参考文献 高橋良平+東京創元社編集部編『東京創元社 文庫解説総目録』東京創元社、2010年12月2010年3月までの目録。それ以降の出版物については東京創元社公式サイトで調べた。 「Mシ1-1」のような方式の整理番号が付されるようになったのは1991年以降だが、この本ではそれ以前に刊行されたものについても整理番号が付されている。 更新履歴 2018年11月6日2014年7月で更新が途絶えていたが、2014年8月以降に刊行された海外ミステリの非英語圏作品50タイトルのデータを追加(2018年10月刊行分までのデータを反映/11月・12月の刊行予定もいくつか記載)。 ただし、原題および原著刊行年のデータは未記載。 リストに新たに追加した作品については、作品名をクリックすると東京創元社の書籍紹介ページが開くようにした。 関連記事 非英語圏ミステリ各種リスト ポケミス非英語圏作品一覧 ハヤカワ・ミステリ文庫非英語圏作品一覧 年間ミステリランキング 非英語圏作品一覧 『ミステリマガジン』洋書案内〈世界篇〉で紹介された本とその邦訳状況 ヨーロッパの推理小説 - ヨーロッパの推理小説に関する日本語文献の一覧